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谷中〜根津散策(全生庵:圓朝まつり) - 2005年8月7日(日)

始めに

 2005年8月7日(日)、谷中の全生庵「圓朝まつり2005」があるという。
 この全生庵、三遊亭圓朝が集めた幽霊画を八月の一ヶ月間だけ一般公開しており、以前から気になっていた寺。いい機会なので行ってみた。

 また、谷中界隈には気になる店や施設がいくつもある。ついでなのでまわってみた。

まずは寄り道

 日暮里駅で降り、羽二重団子へ。一口メモ
 お昼を食べた直後だったので、店内では食べずにお持ち帰りにする。

全生庵 圓朝まつり

 再び日暮里駅へ戻り、谷中霊園を抜けて15分ほど歩き、全生庵へ。
 境内は思ったより人が多く、真っ直ぐ歩くのもままならない。寺の裏手は墓所になっているらしく、人いきれにうんざりしたのでエスケープ。三遊亭圓朝山岡鉄舟の墓を見てまわる。あと大きな金色の観音(?)がいた。

人の山
人の山。
意外に若い人も多かった
観音(?)
観音(?)
三遊亭圓朝の墓
三遊亭圓朝の墓
山岡鉄舟の墓
山岡鉄舟の墓

 ぐるっと一回りしたところで幽霊画を観に行く。拝観料300円なり。
 撮影禁止だったので写真はありませんが、どれもこれも怖いのとはちょっと違いますね。「恨み」よりも「無念」が滲み出ているというか、恐怖よりも物悲しさを感じます。

 なかでも異彩を放っていたのは『雪女』。線で描かず陰影のみで表現された雪女が、びょうびょうたる雪原を想像させ、面白い。
 また、足を描かない幽霊画は、円山応挙が考案したものらしいですね。ちょっと勉強になりました。

※幽霊画は全生庵のホームページからも見られます。

  入り口(Enter) → 幽霊画ギャラリー → 円朝幽霊画コレクション(形式は3種類)

 サムネイル版が見やすいかな。1番が円山応挙、18番が雪女。
 けどやっぱり生で観たほうが、細やかな心象が違ってきますけどね。モニタで見たのでは、凹凸感や光の当たり具合がまるで消えてしまい、のっぺりとした印象になってしまうので……。

吉田屋本店(昔の酒屋)

 この旧吉田屋本店は、清酒党のわたしとしては以前から気になっていた場所。
 65歳くらいかな。ふたり連れの女性の会話が聞こえてきた。

「わたしが子供のころの友だちの家が酒屋さんをやっていて、こんな感じだったわ」

 漏斗(じょうご)も展示していたりして、昔は量り売りだけだったんだなあと、その風景を想像したり。
 あるいはもっと昔の時代だと酒屋が加水をしていたりして、いまとは随分酒の味もちがうだろうなあと、思ったり。

吉田屋本店・外観
吉田屋本店・外観
吉田屋本店・外観
吉田屋本店・外観
販促ポスター
販促ポスター
販促ポスター
販促ポスター
呑猪口
呑猪口
貧乏徳利
貧乏徳利
酒精(アルコール分)計量器
酒精(アルコール分)計量器
手拭いなど粗品
手拭いなど粗品
半纏と掛時計と大きな酒瓶
半纏と掛時計と大きな酒瓶
どちらも「キンシ正宗・大吟造」
どちらも「キンシ正宗・大吟造」
一升瓶よりもはるかに大きいです

 ちなみにこのすぐ近くには愛玉子(オーギョーチー)があります。一口メモ
 興味のあるかたはぜひどうぞ。

いなり寿司 三花(根津)

 吉田屋本店をあとにし、言問通りを根津方面に。
 昔ながらの稲荷寿司を売っている三花へ。

 最初40〜50分待ってと言われたので、近所を散策。
 森鴎外の居住跡を見つけたのですが、ホテルになってるんですねえ。

森鴎外居住の跡
森鴎外居住の跡
水月ホテル鴎外荘
水月ホテル鴎外荘

 たっぷり一時間待って再び買いに行ったのですが、まだ米が炊けないという。し、しっかりしておじいちゃん。太巻きも食べたかったのに……。
 仕方がないので稲荷寿司だけ買って帰りました。真っ黒で、すごいインパクト。これがまた、おいしくてびっくり。一口メモ