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酒レビュー > 清酒(日本酒) [福島]

大七 純米生もと生原酒

 純米生原酒『大七 純米生もと生原酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

 蔵元さん曰く、この時期限定(4月までの出荷?)だそうです。またラベルには酸度が記載されていないので訊いたところ2.1とのこと。いかにも生もとらしい高い数値ですね。

 立ち香は穏やかで涼しく、メロンを思わせる果実香。
 口に含むと濃醇な旨味が第一で、酸を十分に含んだ甘い余韻がなだらかに続く。
 40℃ほどに燗すると香りに香ばしさが出るようになり、味わいでは渋味や苦味といった複雑なものが出るようになる。余韻はひたすら旨い。
 50℃ほどだと舌触りは滑らかになる。渋味に甘み、旨い余韻は40℃の印象とさほど変わらない。

 開栓六日目。
 香り、味ともに穏やかになってきた印象。旨味は引っ込み、切れを強く感じるようになった。

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種類 純米生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度
精米歩合 69%(扁平精米)
蔵元 大七酒造株式会社
福島県二本松市竹田1-66
大七 純米生もと生原酒(純米生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

3,150円(1800ml)
製造年月:2007年4月
開栓:2007年6月16日

大七 純米生もと生原酒

 純米生原酒『大七 純米生もと生原酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

平スズキのグリエとフヌイユのコンフィ・ブイヤベース仕立て  2007年7月1日(日)、わたしが酒をプロデュースした「日本酒でフレンチを楽しむ食事会」が自由が丘にあるフランス料理店『オーレスト』にて開かれた。
 この酒は魚料理の「平スズキのグリエとフヌイユのコンフィ・ブイヤベース仕立て=写真」に合わせる酒としてセレクト。

 清酒には「速醸もと」の他にも「生もと」や「山廃」という製法があるということを知っていただきたいというのがまず一点。
 また、魚料理は魚料理でもしっかりと火の通ったものなので、酸度の高さと生酒のフレッシュさで口中をすっきりと爽やかな気分にさせようという意図で、この酒を選んだ。ちなみにラベルには書かれていませんが酸度は2.1。

 温度は常温飲んでいただきました。料理との相性もなかなか評判がよかったです。
 わたしとしても十分及第点を与えられますが、やはり大七は燗でも試してみたかった。火入れのクラシックな生もとの燗もいけるような気がする。

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種類 純米生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度
精米歩合 69%(扁平精米)
蔵元 大七酒造株式会社
福島県二本松市竹田1-66
大七 純米生もと生原酒(純米生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

3,150円(1800ml)
製造年月:2007年4月
開栓:2007年7月1日

奥の松 全米吟醸

 全米吟醸酒という聞きなれないジャンルの『奥の松 全米吟醸』。2005年10月27日(木)・28日(金)に東京サンケイビル1F・フラット(大手町)で行われた「秋上がりの日本酒とジャズの夕べ」(主催:ウイメンズ日本酒会)で購入。

 吟醸酒に添加する醸造アルコールを、純米酒を蒸留して作ろうというのがコンセプトの全米吟醸酒。
 最初杜氏さんは、そんなもったいないことしたくない、と言ったとか。

 まず香りがいいんですよねえ。バタークリームのようなまったりとした感じと、苺のような爽やかさ。
 おのずとはっきりした味を想像して口に含むのですが、飲んだときは意外とあっさりで物足りなさを覚える。言うなれば、薄い。水のように薄い。
 これが少し燗すると酸味が出てきて、パイナップルのような味わいに変化して格段においしくなるのですが、その分香りが飛んでしまうのが残念。
 香りをとるか、味をとるか、難しいところですねえ。

 二日目。
 初日に感じた薄さはどこへやら。しっかりと味が乗っています。
 もしかしたら開栓初日は体調が悪かったのかも。冷やでもおいしいです

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種類 全米吟醸酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +5
酸度 1.3
原料米 福島県産米
精米歩合 60%
酵母 奥の松酵母
蔵元 奥の松酒造株式会社
福島県二本松市長命69
奥の松 全米吟醸(全米吟醸酒)

1,092円(720ml)
製造年月:2005年10月
開栓:2005年11月6日

金寶 自然酒 山廃燗誂

『金寶(きんぽう) 自然酒 山廃燗誂(やまはいかんあつらえ)』。西武百貨店(池袋)で購入。

 蔵元みずからが燗酒をすすめている銘柄ですが、まずは冷やで。

 立ち香は米米しくふくよかな香り。
 口に含むと、どことなく酸が閉じ込められているような気がして、やや尖った感も。
 40℃ほどに燗すると香り、味わいともにふくらみが出るようになり、唾の湧くような酸と、米の旨味が広がってくる。
 それは50℃でも一緒。冷やは不可、常温でもまだまだ。明らかに燗上がりする酒ですね。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 14度
精米歩合 70%
蔵元 有限会社仁井田本家
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139
金寶 自然酒 山廃燗誂(純米酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

294円(180ml)
製造年月:2007年10月
開栓:2007年11月5日

金寶 旬味 〜金寶自然酒の料理酒〜

 飲んでもおいしい純米原酒でありながら料理酒という『金寶(きんぽう) 旬味(しゅんみ) 〜金寶自然酒の料理酒〜』。西武百貨店(池袋)で購入。

 アミノ酸の総量は一般的な料理酒の八倍も入っており、料理に使う際は三分の一の量でいいという料理酒。米と米こうじのみで造られているため余計な化学調味料は一切ない。またべらぼうに高いわけでもないので、経済的にも優しい。
 試飲させてもらいましたが、濃醇な旨味成分と甘みががつんと口のなかに飛び込んでき、いつまでも残る感じ。氷をひとかけら浮かべて飲むぐらいがちょうどいいかも。ちなみに色は、だいぶ濃い琥珀色です。

 たとえばお中元など、よく味を知りもしないのに見栄を張って高い酒を贈るよりは、こっちの料理酒のほうがよっぽど気が利いているというもの。酒が好きな人は飲んでもいいし、飲めない人は料理に使えばいい。
 ラベルを見ると、未開栓であれば冷暗所で一年は持つそうです。贈り物にぜひどうぞ。

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追記
 料理酒として使いやすいよう、キャップがついています(写真参考)。



種類 純米原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度
日本酒度 -20
酸度 2.0
原料米 豊錦(全量自然米)
※農薬・化学肥料を一切使わずに栽培した酒米
精米歩合 麹米80%・掛米80%
蔵元 有限会社仁井田本家
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139
金寶 旬味 〜金寶自然酒の料理酒〜(純米原酒)

924円(720ml)
製造年月:2006年6月
開栓:2006年7月3日

金寶の冷たいあまさけ 〜自然酒の酒粕仕込み〜

『金寶(きんぽう)の冷たいあまさけ 〜自然酒の酒粕仕込み〜』。鈴木三河屋(赤坂)で購入。

 甘酒です。よってノンアルコール飲料です。
 にごりは瓶底から10cmほどあります。
 製造年月は不明ですが、賞味期限が書かれているところがお酒とは違いますね。

 原料は「自然酒の酒粕」と「洗双糖」。
「自然酒」は仁井田本家の造語のようなもので無農薬・無化学肥料で栽培した米のことを言うのですが、「洗双糖」というのがよく分からない。調べてみると、さとうきびの絞り汁を濃縮し、遠心分離機にかけて結晶化したものだそうです。

 まずは混ぜずに上澄みだけ飲んでみる。よくよく考えると甘酒の上澄みを飲む機会ってまずないですね。べた甘くなく、すっきりとしています。
 続いて混ぜて飲んでみる。さらさらとした優しい口当たりでふんわりとしたふくらみも。これまた甘すぎず、すいすい飲めてしまう。

 ちなみに甘酒の季語は夏。江戸時代には夏場に市中を「あまい〜、あまい〜」と呼び売りしており、滋養のため好んで飲んでいたとか。成分もブドウ糖が多く、たとえるなら点滴に近いとか。
 この暑い時期、健康チャージとして朝の一杯にいいかもしれませんね。

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種類 ノンアルコール
原材料名 自然酒の酒粕・洗双糖
アルコール分 0度
精米歩合 55%
蔵元 有限会社仁井田本家
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139
金寶の冷たいあまさけ 〜自然酒の酒粕仕込み〜(ノンアルコール)

[評価グラフの説明]

609円(720ml)
賞味期限:2007年8月12日
開栓:2007年8月4日

ラベルのない酒 純米吟醸 雪小町

【注意】下記内容は誤解や勘違い、思い込みを持っていたときに書いたものですので、参考にしないでください。詳しくはblog版のコメント欄をご参照ください。

 軽濾過の純米吟醸生貯蔵酒『ラベルのない酒 純米吟醸 雪小町』。青森の実家から送ってもらう。

 陸奥八仙と豊盃を送ってもらう際、なにやら変わった酒を見つけたというので、ついでにこちらも送ってもらった。よく見ると青森ではなく、福島の酒。
 ラベルはなく、簡素なスペックが新聞紙となかの瓶の両方に貼られているだけだが、ちゃんと説明が書かれた紙も同封されていた。
 なんでもどこかの酒販店(らしい人)が「ボトルは一番安いもので良いし、ラベルも貼らなくていいです。なので、その分なんとかこの純米吟醸を安く譲って頂けませんか?」と頼み、この酒ができたとのこと。ただ、この人が何者なのかは不明瞭。出所が曖昧だけに、あるいは蔵が営業のために作り出したストーリーとも勘ぐってしまう。

 さて感想。
 香りは非常に華やかで鮮烈。熟しきったマスカットのよう。
 口に含むとこれまた強烈な旨味と酸味をすぐさま感じ、余韻も長い。ほどよい辛味も徐々に現れ、軽い変化も楽しい。
 燗すると米の香りが強く出る。味わいでは甘さも出てくるが、バランスは崩れない。
 また、燗冷ましもいい。酸がぐっと増し、味わいに深みを与える。

 蔵のホームページを見ると、ラベルが貼られたものは1,260円。この酒は998円。262円の差はかなり大きい。
 1,000円を切る価格でこの味は、すこぶるコストパフォーマンスはいい。奇をてらった商品かと思っていましたが、期待値以上の満足です……というのは開栓初日だけ。

 開栓二日目、三日目、四日目。
 初日とはがらりと変わり、香りが一気に抜けた。日が経つほどに駄目になる。
 味わいでは辛さが大きく前に出るようになり、旨味、酸味を完全に隠してしまった。
 余韻も辛く、燗しても辛い。なんだろう、この変わりっぷり。

 実に評価の難しい酒ですねえ。一日で飲み切ってしまうのなら誰にでもおすすめしたい酒、といいたいところですが製造年月は2006年6月だったので、あるいはひと夏越えたことで奇跡的に味が乗ったとも考えられる。んー。

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種類 純米吟醸軽濾過生貯蔵酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度
日本酒度 +5
酸度 1.7
原料米 福島県産米100%
精米歩合 55%
蔵元 有限会社渡辺酒造本店
福島県郡山市西田町三町目字桜内10
ラベルのない酒 純米吟醸 雪小町(純米吟醸軽濾過生貯蔵酒)

998円(720ml)
製造年月:2006年6月
開栓:2006年10月9日

国権 純米生原酒

2005年5月28日
1,029円(180ml×3種類)

『田酒 搾りたて生原酒』、『国権 純米生原酒』、『手取川 あらばしり』の生酒飲み比べセット(各180ml)。升新商店(池袋)で購入。

 国権(こっけん)という銘柄は初めて見ました。仮名が振ってなかったので、はじめ読めなかった。
 水のように飲みやすく、原酒でありながらアルコール度数の高さを感じさせませんね。

※宅飲み2つめ。この日飲んだ種類は半端じゃないので、それぞれの感想はぐっと短めです。

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種類 純米生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
精米歩合 60%
蔵元 国権酒造株式会社
福島県南会津郡田島町大字田島字上町甲4037
国権 純米生原酒(純米生原酒)