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酒レビュー > 清酒(日本酒) [山形]

上喜元 米ラベル 純米吟醸 雄山錦

 シンプルなラベルが印象的な『上喜元 米ラベル 純米吟醸 雄山錦』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 まず、ふくよかなる米の香りを感じるがそれは刹那的なもので、すぐに岩清水のような冷涼な上立ち香に変わる。
 口に含むと爆発するような辛さに襲われるが、余韻はない。さっと消える。その他、渋みも少し感じる。
 燗すると甘い香りが立ち上がり、味わいでも甘みが出てくる。たとえるなら具のない熱々のおにぎりといったところで、「これぞ米のうまみ」といった印象ですね。燗のほうが向いているのかも。

 開栓二日目。米の甘さが増してきた。口に含むたびに、つばが湧いてくる。

 開栓三日目。香りは消えてだいぶ落ち着いてきたが、旨味は増してきた。ゆっくりと飲むとその旨さがよく分かる。上機嫌になる。

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種類 純米吟醸酒
限定品
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
原料米 雄山錦
精米歩合 55%
蔵元 酒田酒造株式会社
山形県酒田市日吉町2-3-25
上喜元 米ラベル 純米吟醸 雄山錦(純米吟醸酒)

1,365円(720ml)
製造年月:2006年5月
開栓:2006年5月25日

楯野川 清流 吟醸仕込み

 ボトルのラインが美しい、特別本醸造酒『楯野川 清流 吟醸仕込み』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 この240mlのボトルって、はせがわ酒店だけの仕様でしょうか。ほかでは見たことがないですね。
 一日一合(180ml)から一合五勺(270ml)飲むわたしにとって、よくある一合の小瓶には物足りなさを感じてたりしたのですが、これならちょうどいいです。

 埃というか日向というか太陽を感じる暖かさに、うっすらと醸造アルコールのベタ甘さが混ざるような香り。
 さらりと水のような舌触りや喉越しでありながら、しっかりとした旨味の余韻が残る味わい。どちらかといえば辛いかな。
 ボトルの横にはおすすめする温度が表記されており、ぬる燗ぐらいがいいらしいのですが、燗したら米の旨味が出てきました。確かに温度が上がったほうがおいしい。

 特別本醸造ですが、レベルは高いですね。品があり、きれいに仕上がった酒だと思いました。

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種類 特別本醸造酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
原料米 出羽燦々100%
精米歩合 60%
蔵元 楯の川酒造株式会社
山形県酒田市山楯字清水田27
楯野川 清流 吟醸仕込み(特別本醸造酒)

440円(240ml)
製造年月:2006
開栓:2006年4月9日

栄光冨士 古酒蔵の甘酒

『栄光冨士 古酒蔵の甘酒』。東武百貨店(池袋)で購入。

 糖類・酸味料など一切添加していない、昔ながらの全麹造りの甘酒です。もちろんノンアルコール。

 容器を横から覗くと麹の量がすごいですね。実際に飲むと舌に乗っかる粒々感が面白いです。
 香りには力強い甘さがあり、味わいもしっかりとした甘さ。ただ、くどくはありません。
 以前、某蔵で麹を食べさせてもらったことがあるのですが、そのときの甘さを思い出しました。飲むと体力がつく気がしてきます。

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種類 ノンアルコール
原材料名 米こうじ
アルコール分 0度
蔵元 冨士酒造株式会社
山形県鶴岡市大山3-32-48
栄光冨士 古酒蔵の甘酒(ノンアルコール)

栄光冨士 古酒蔵の甘酒(ノンアルコール)

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229円(180ml)
賞味期限:2007年11月10日
開栓:2007年10月16日

竹の露 純米吟醸 はくろすいしゅ 出羽の里 吊雫原酒

 純米吟醸無濾過生詰吊雫原酒『竹の露 純米吟醸 はくろすいしゅ 出羽の里』。伊勢丹(新宿)で購入。

 こちらは吊雫原酒の生酒。火入れもあるらしい。また、出羽の里以外の米を使ったシリーズもあるようですね。

 色はうっすらと山吹色。
 立ち香は白桃のようで、ほんのりと甘い。
 口に含むと非常に柔らかい舌触りにまずは驚く。『竹の露』は軟水かなあと思い、蔵のホームページを調べたところ、<仕込水には蔵内の竹林に湧く「出羽三山深層水」天然アルカリ無菌超軟水を100%使用しております>と書かれてあった。やはりか、と得心した。
 そのほか特徴的なのは、花酵母を思わせるしゅっとした独特の酸。花酵母のサイトを調べたところ『竹の露』の名はなかったので、酵母は別のなにからしい。いったいなにを使っているのでしょうか。この酸のあとすぐに瞬間的な辛さを感じるが、余韻は短い。切れがある。
 40℃ぐらいに燗すると香りは薄れ、酸も弱くなり、辛さが強調される。
 55℃ぐらいに燗すると香りは散らばり、舌触りはさらに柔らかくなり、ほのかに甘くなる。
 燗は不向きな気がする。常温よりやや冷えたくらいがパフォーマンスを見せる。

 開栓三日目。
 多少だれてきた。ファーストインパクトはゆるく甘くなってきた。余韻は際立って辛い。

 ちなみに「はくろすいしゅ」を漢字で書くと「白露垂珠」。酒銘を平仮名にした理由もなんとなく分かる。この柔らかさ、明るさ、軽快さ、無邪気さ、溌剌さ、天真爛漫さ。まだ年端も行かない童女のようだ。

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種類 純米吟醸無濾過生詰吊雫原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
日本酒度 +1.5
酸度 1.4
アミノ酸度 1.1
原料米 羽黒町川代山 渡部義雄氏 栽培米「出羽の里100%」
精米歩合 55%
仕込水 出羽三山深層水100%
蔵元 竹の露合資会社
山形県鶴岡市羽黒町猪俣新田字田屋前133
杜氏 本木勝美(羽黒杜氏)
竹の露 純米吟醸 はくろすいしゅ 出羽の里 吊雫原酒(純米吟醸無濾過生詰吊雫原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,659円(720ml)
製造年月:2007年3月
開栓:2007年5月7日

竹の露 白露垂珠 特選純米酒

『竹の露 白露垂珠(はくろすいしゅ) 特選純米酒』。松澤酒店(練馬)で購入。

 “特選”といっているあたりが昔のなにかを引きずっているようで少し気になりますが、飲んでみるといたって普通の純米酒。悪くはない。
 二日目以降も味わいは変わらず、飲み飽きしないのか、すいすい――いや、ぐいぐい――飲めてしまう。こういうのを佳酒っていうんでしょうねえ。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +1
酸度 1.3
アミノ酸度 1.2
原料米 羽黒産 美山錦100%(減農薬減科学肥料栽培米)
杜氏・本木勝美 栽培米
精米歩合 55%
麹菌 オリーゼ山形
酵母 山形酵母
仕込水 出羽三山深層水
製麹法 一升盛 麹蓋法
その他 密栓瓶湯煎火入済 63℃ 1分
貯蔵温度 +6℃
蔵元 竹の露合資会社
山形県鶴岡市羽黒町猪俣新田字田屋前133
杜氏 本木勝美(羽黒杜氏)
竹の露 白露垂珠 特選純米酒(純米酒)

1,326円(720ml)
上槽年月:2003年3月
蔵出年月:2006年2月
開栓:2006年3月30日

出羽桜「氷清」桜花吟醸酒

 いくつかの蔵が「氷清」の名で競演した、夏季だけの数量限定生産『出羽桜「氷清」桜花吟醸酒』。升新商店(池袋)で購入。

 香りのベクトルとしては田酒「氷清」に似ていますが、こちらのほうが少し穏やかというか、軽い。メロン系+サイダーかな。
 吟醸酒だけあって、ロックにしてもさほど香りに変化はないのが他のふたつとは異なるところ。
 バランスがいいのか常温でも十分においしく飲めるのですが、ロックにするとさらに飲みやすくなるのがいいですね。

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その他「氷清」シリーズのレビューはこちら
  『手取川「氷清」氷温熟成蔵出し原酒』
  『田酒「氷清」特別純米酒原酒』



種類 吟醸酒
夏季数量限定生産
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 18度以上19度未満
精米歩合 50%
蔵元 出羽桜酒造株式会社
山形県天童市一日町1-4-6
出羽桜「氷清」桜花吟醸酒(吟醸酒)

390円(180ml)
(氷清3種セットだと1,100円)
製造年月:2005年7月
開栓:2005年8月5日



「氷清」シリーズを総括して

蛇の目の一合猪口に氷を入れて「氷清」を飲む  比較がしたかったので、同日中に飲み比べしました。飲んだ順番は、本醸造(手取川)、純米(田酒)、吟醸(出羽桜)です。
 印象として、酸味が強いのは「手取川」、コクがあるのは「田酒」、香りが強いのも「田酒」、ロックにしても香りが飛ばないのは「出羽桜」、ロックにして涼味を感じられた(涼しくなった)のも「出羽桜」。総合的に見て「氷清」のコンセプトを外れていないと思うのは「出羽桜」。

 三つに共通していえることは、「ロックだと香りが弱くなる」ということ。たとえばすごい臭いのドリアンだって、凍らしたものと炎天下の元では、臭いの強さが違うでしょ。そんな理屈かな。
 また、氷が溶けすぎると絶対に駄目です。ちょっと注いでは飲み干し、ちょっと注いでは飲み干しとやるのがいい。わたしの感覚だと、3〜4口で飲める量を注いで30秒ほど待ち、さっさと飲んじゃう。2分も3分もオンザロックにしていたら、確実に味や香りがぼやけます。

 さてここからは、蔵に対するの忠告というか意見。
 三つともラベルには「氷清」と書かれてあるのですが、「氷を入れてお楽しみください」といった表記があったのは「手取川」だけでした。氷清をまったく知らない人は、そのままロックにしないで飲んじゃうんじゃないかなあと余計な心配もしたくもなってきます。
 新しい飲みかたを提唱するのは結構ですが、酒販店にばかりアピールするのではなく、もう少し消費者に対する心配りが欲しい。いまのままだと片手落ちです。

 それと、ペットボトルで仕込水も売ったらいいと思いますよ。「それじゃあその仕込水で氷を作ろうかな」という気持ちが生まれてくるのが、清酒党の心理だと思うので。

出羽桜 夏祭り とび六 吟醸にごり

 夏季限定の吟醸にごり生酒『出羽桜 夏祭り とび六 吟醸にごり』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 まず開栓注意です。なにも考えずにキャップを捻ると、ほぼ確実にこぼれることでしょう。三四回は開け閉めが必要です。
 また微発泡というよりもスパークリングワイン並に発泡が強いため、栓を開けると同時に滓が勝手に混ざってしまうのが少し不満。「始めは上澄みだけを、その次は滓と混ぜて」ってな楽しみかたは難しい。

 香りは甘い白ぶどうにプレーンヨーグルトが混ざったようで、蔵見学を思い出す。
 泡はきめ細かく、舌に優しい。口当たりは甘いですが、炭酸で辛く感じることも。

 涼味はあります。
 300mlというサイズは飲み切りにちょうどいいので、ちょっと行儀は悪いですが、こいつを片手に川べりで花火を観るってのも面白そうですね。

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種類 吟醸にごり生酒
夏季限定品
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 -3
酸度 1.5
原料米 麹・美山錦  掛米・雪化粧
精米歩合 50%
酵母 小川酵母
蔵元 出羽桜酒造株式会社
山形県天童市一日町1-4-6
出羽桜 夏祭り とび六 吟醸にごり (吟醸にごり生酒)

630円(300ml)
製造年月:2006年6月
開栓:2006年7月11日

山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生

『山形正宗 純米吟醸 羽州誉(うしゅうほまれ) 生』。港区の酒販店『鈴木三河屋』の店長よりご紹介いただきました。

 立ち香の主張は強く、ライチ、カシス、黒葡萄を想起。葡萄はともかく、ライチを思わせる清酒は初めてです。正直驚いた。なんでこんな香りが出るんだろう。羽州誉を使った酒は初めてですが、これはこの米の特徴なんでしょうか。
 口に含むと個性的な含み香で、これまたライチの印象。いままでに飲んだことのないタイプで、思わず「ありえない」と頬が緩んだ。味わいではシャープな収斂味と、しっかりとした切れ。だらだらせず、潔い。
 45℃ほどに燗すると、香りが引っ込む。フルーツのようなみずみずしさは強くなり、辛さも目立つ。
 55℃ほどに燗すると、香りはほぼ感じなくなる。みずみずしさは引っ込み、ひたすら辛くなった。

 なお常温だとややぼやける感じで、収斂味が減る。きんきんに冷やしたほうが好みです。
 それにしてもこの香り、衝撃的だなあ。

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種類 純米吟醸生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度
原料米 羽州誉100%
精米歩合 50%
伏流水 立谷川(たちやがわ)伏流水
蔵元 株式会社水戸部酒造
山形県天童市原町乙7
杜氏 水戸部朝信
山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生(純米吟醸生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,890円(720ml)
製造年月:2007年4月(18BY)
開栓:2007年5月21日

山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生

『山形正宗 純米吟醸 羽州誉(うしゅうほまれ) 生』。鈴木三河屋(赤坂)で購入。

 2007年7月1日(日)、わたしが酒をプロデュースした「日本酒でフレンチを楽しむ食事会」が自由が丘にあるフランス料理店『オーレスト』にて開かれた。
 この酒は食前酒としてセレクト。しかもただ飲むのではなく、カシスリキュールと混ぜて「吟醸キール」として提供。
※清酒:カシス=4:1

 この『山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生』はそのまま飲むとライチのような香りと味、そして日本刀のような切れが特徴的で、キールのベースとして使っても面白いのではないかと思った次第。
 きんきんに冷やして飲んでいただきましたが、みな一様に「これが日本酒なの?」といった反応だったのが面白かった。ただ飲むだけではなく、こういう楽しみかたもあるのだというひとつの提案ですね。

バナナベーコンハチミツソース  今回は、普段あまり清酒を飲まないかたのほうが多く、また女性の比率が高かったので、「日本酒=野暮ったい親父の飲みもの」というイメージをまず始めにぶっ壊したかったんです。
 清酒党のわたしとしては、本当はそのまま味わっていただきたいし、これを造った杜氏さんや蔵元さんにも申し訳ないなあと思いながら……。

 なお、事前の打ち合わせでは聞いていなかったのですが、アミューズ(お通し)として「バナナベーコンハチミツソース=写真」をいただいた。
 吟醸キールの切れにこの甘さは、なかなかいい相性でした。

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種類 純米吟醸生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度
原料米 羽州誉100%
精米歩合 50%
伏流水 立谷川(たちやがわ)伏流水
蔵元 株式会社水戸部酒造
山形県天童市原町乙7
杜氏 水戸部朝信
吟醸キール(山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生+カシスリキュール)
吟醸キール

山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生(純米吟醸生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,890円(720ml)
製造年月:2007年4月(18BY)
開栓:2007年7月1日

山形正宗 純米吟醸 雄町50 生

『山形正宗 純米吟醸 雄町50 生』。港区の酒販店『鈴木三河屋』の店長よりご紹介いただきました。

 立ち香はすばらしくフルーティ。白葡萄のなかに、枝の埃っぽさも見え、自然の豊かさを感じる。

 口に含むとまず感じるのは透明感。目に浮かぶのは、流れる小川に沈むマスカット。優しい旨味のなかに、すーっと通り抜ける爽やかな酸が特徴的で、きれいな酒だなあと思っていると、突如すぱっと切れる。そのギャップも面白い。切れたあとには旨味の余韻がじんわり戻ってくる。
 燗(40〜50℃)すると香りは抑えられるが、旨味がぐっと増す。マスカットらしさは消え、米の旨味が出てきた。切れは冷やよりも増した。燗もかなりうまい。
 燗冷ましは、マスカットっぽさがやや戻る。渋味も出る。これも妙味がある。いける。

 開栓三日目。
 酸が増してきた。余韻にはしっかりとした旨味もある。いい感じで乗り始めた。

 なお、燗のあと冷やに戻ると酸っぱく感じた。線は細い印象。冷やも燗もどちらもいけますが、両方試すなら冷や⇒燗がおすすめですね。

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種類 純米吟醸生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
原料米 備前産雄町米100%
精米歩合 50%
伏流水 立谷川(たちやがわ)伏流水
蔵元 株式会社水戸部酒造
山形県天童市原町乙7
杜氏 水戸部朝信
山形正宗 純米吟醸 雄町50 生(純米吟醸生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,575円(720ml)
製造年月:2007年2月(18BY)
開栓:2007年5月20日

秀鳳 純米酒 山形米 出羽の里

『秀鳳(しゅうほう) 純米酒 山形米 出羽の里』。酒泉たつなみ(練馬・光が丘)で購入。

 立ち香は米米しいふくよかな香り。
 口に含むと素朴な甘さがあり、ふくらみも感じる。精米歩合を80%に抑えることでしっかりと米のよさを残している(引き出している)んでしょうね。おにぎりのようです。ただ、仕舞いは辛く切れる。
 48℃ほどに燗すると柔らかさが出てきた。
 58℃だと複雑な渋味も。かなりいける。なんとなく鰻に合わせてみたくなる味。

 開栓六日目。
 余韻の切れが増し、鮮やかな酸も見られるように。妙味がある。

 それにしても900mlで1,000円を切るのは驚異ですね。
 冷やもいいですが、燗がさらによかった。燗党には特におすすめしたいです。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度
原料米 出羽の里
精米歩合 80%
蔵元 有限会社秀鳳酒造場
山形県山形市山家町1-6-6

蔵元所在地

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秀鳳 純米酒 山形米 出羽の里(純米酒)

評価グラフ
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980円(900ml)
製造年月:2007年6月
開栓:2007年12月2日

秀鳳 特別本醸造 庄五郎 生原酒

『秀鳳(しゅうほう) 特別本醸造 庄五郎 生原酒』。酒泉たつなみ(練馬・光が丘)で購入。

 瓶詰めから半年経った生原酒ですが、はたしてどうでしょうか。

 立ち香は爽やかなメロン。どことなく春の陽気。
 口に含むとはじめはきつい甘さを感じるが、それは高いアルコール度数と醸造アルコールのせい。すぐに辛口の酒だと気付く。余韻は旨さが口のなかいっぱいとなり、長く続く。
 燗すると粒が立つ。びりびりした辛さとつんとしたアルコール臭が出るように。冷やがいい。

 開栓六日目。
 香りはやや落ち着き、代わりに味が乗ってきた。冷蔵庫じゃなく常温で置いたら、もっと面白くなるような予感。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 18度以上19度未満
日本酒度 +5
酸度 1.7
原料米 美山錦100%
精米歩合 60%
蔵元 有限会社秀鳳酒造場
山形県山形市山家町1-6-6
秀鳳 特別本醸造 庄五郎 生原酒(特別本醸造生原酒)

評価グラフ
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1,050円(720ml)
製造年月:2007年5月
開栓:2007年12月6日

純米吟醸 嚶鳴

2005年5月18日
1,050円(500ml)

 かわいらしいボトルの純米吟醸生貯蔵酒『純米吟醸 嚶鳴(おうめい)』。松澤酒店(練馬)で購入。

 きちんと化粧箱に入った純米吟醸なのに1,050円って安いな、と思い買ってみたのですが、500mlだったんですね。家に帰ってから気が付いた。よく見ないで買うのは、いつもの悪い癖。

 そんなおっちょこちょいはさておき肝心の感想。
 色はほんのりと黄色。緑も少し入っているかな。
 香りは桜やスミレといった花のようで、しっかりと強く感じられます。米からできているのに、なんでこんなにも華やかな匂いになるんでしょうねえ。5cm程度離しても漂ってくる。
 味は柔らかな酸味(舌をつんつん刺さない酸味)と甘味が印象的。舌触りも滑らかで、するると爽やかに喉を通り抜けていきます。

 アルコールも低いし、甘酸っぱいしで、酒の弱い人や女性にいいんじゃないかな。とても飲みやすく、わたしは好きです。
 食中酒というよりも、食前酒、食後酒、あるいはナイトキャップにいいかもしれない。この酒自身が強く香るので、肴があると喧嘩しそうだ。
 一度に多く飲むよりも、毎日五勺ほど飲みたいですね。そんな酒です。

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種類 純米吟醸生貯蔵酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 12度以上13度未満
日本酒度 -10
酸度 2.0
原料米 出羽燦々
精米歩合 50%
酵母 YK-2911
蔵元 和田酒造合資会社
山形県西村山郡河北町谷地甲17
製造責任者 和田弥寿子
純米吟醸 嚶鳴(純米吟醸生貯蔵酒)

純米吟醸 嚶鳴(純米吟醸生貯蔵酒)

惣邑 純米吟醸

 原料米に羽州誉(うしゅうほまれ)を使った『惣邑(そうむら) 純米吟醸』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 羽州誉は『十四代』で有名な高木酒造の社長が十数年掛けて開発した酒造好適米。この米が使える蔵は十四代のほかでは、惣邑・飛露喜・東洋美人・山形正宗だけだそうです。
 以前『山形正宗 純米吟醸 羽州誉 生』を飲んだ際、その独特のライチ香やシャープな収斂味に驚いた。これは山形正宗だからそうなのかそれとも羽州誉だからなのか気になっており、買ってみることに。

 立ち香はスミレのよう。うっすらとほのかに甘い。
 口に含むと柔らかく、程よい甘味にバランスのいい酸。品がある。余韻は短く、仕舞いはさっと切れるが、山形正宗にもあった独特の渋味を感じるせいか妙に尾を引く魅力がある。
 40℃ほどに燗すると、メロンのような香りが広がる。冷やのときよりもさらに柔らかくなり、少し辛さも出てくる。
 55℃ほどだと米の甘味がやや出てきた。

 開栓六日目。
 酸が立ってきた。山形正宗にもあった独特の渋味を伴った切れは、さらに増してきた。
 んー、このシャープな収斂味はやはり羽州誉だからなのでしょうか。あるいは惣邑も山形正宗と同じく硬水なのでしょうか。ますます気になりますねえ。

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種類 純米吟醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +3
原料米 羽州誉100%
精米歩合 50%
蔵元 長沼合名会社
山形県長井市十日町1-1-39
惣邑 純米吟醸(純米吟醸酒)

評価グラフ
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1,650円(720ml)
製造年月:2007年5月
開栓:2007年7月30日

極辛口 住吉(はえぬき)

2005年2月15日
970円(720ml)

 瓶の首には「低農薬米仕込み」という札がかかっている、はえぬき100%使用の特別純米酒『極辛口 住吉(はえぬき)』。近所の酒屋で購入。

 最近自宅でははえぬきを食べているので、面白いと思い買ってみた。清酒でよく見る原料米は、山田錦や五百万石など食べてもあまりおいしくない低たんぱく質のいわゆる酒造好適米が多いですが、食べてもおいしいはえぬきを使ったのはどういうわけか。蔵元の自信の現れか。

 器に注ぐとほんのり黄色く、水田に豊かに実る稲穂が目に浮かんでくる。
 口に含むと、酒は嚥下するというよりもむしろ脳天に突き抜けて行く。確かに極辛口といえるほどに、辛い。
 香りにはそれほど特徴は感じられませんでしたが、そのすぱっと切れる辛さは印象的ですね。すっきりとした味わいで、飲んだその場ではまるであとを引きませんが、飲み終えて、なにも食べずなにも飲まずに5〜10分ほどおいてみましょう。おいちょっとなにか忘れてないかい、とあとから米の旨味が追いかけてきて、またすぱっと一刀。口の中が温いご飯を食べたあとのような感覚になるのは気のせいでしょうか。

 なお、銀座に蔵元直営店の「銀座樽平」があると聞きちょっと調べてみたら、池袋にもある模様。ぜひ一度行ってみたいですね。この辛い酒で雪割納豆を食べたい。

銀座樽平
樽平 (※池袋・ロサ会館2F)

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※2005.02.23追加
池袋の樽平へ行ってきました。詳しくはこちらを参照。

種類 特別純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +7
酸度 1.90〜2.10
酵母 協会7号
原料米 山形県産 はえぬき(100%)
精米歩合 60%
蔵元 樽平酒造株式会社
山形県東置賜郡川西町大字中小松2886
極辛口 住吉(はえぬき)(特別純米酒)