ホーム > THE 食! > 酒レビュー > 清酒(日本酒) > 沖縄
へこみこむ [hekomi.com]

酒レビュー > 清酒(日本酒) [沖縄]

黎明 本醸造

 沖縄で唯一の清酒蔵が醸す『黎明(れいめい) 本醸造』。伊勢丹(新宿)で購入。

  • 「黎明」は沖縄県唯一の清酒で四季醸造設備にて製造された高温糖化モト四段仕込みです。
  • 仕込み樽、貯蔵タンクの周囲に冷水を回し、酒温度を15度以下に保つ。
 ラベルや箱にはこのように書かれており、また、蔵のホームページでは映像でその様子をうかがうことができる。
 ちなみに四季醸造のシステムについては、長崎の黎明酒造(現:杵の川酒造)と技術提携を結んだことで取り入れることができたそうです。

 「高温糖化もと」は九州や瀬戸内など、暖かい気候の蔵に多いようですね。短期間でできるため雑菌の繁殖を防ぐことができるというメリットが最大の理由でしょうか。
 また、あえて「四段仕込み」と書かれてあるということは「融米造り」や「焙炒造り」とは違うという認識でいいんですよね。西日本の蔵へは行ったことがないので、「高温糖化もと」というものがいまちぴんときません。麹蓋は使わないんでしょうか。

 立ち香は沢庵のような、独特の強い香り。ずっと冷蔵庫で保管していたのですが、それでも老ねたのでしょうか。
 口に含むと水の如くさらりと舌の上を過ぎ、ややあって醸造アルコールのべた甘い余韻がやってくる。基本的には辛口なんでしょうが、それでも印象は甘い。
 40℃ほどに燗すると、さらりとした酒質はやや重くなり、味わいでは辛さが目立つように。沢庵のような香りは消えた。
 50℃ほどに燗すると、チョコレートのような香りとほろ苦さを感じるようになった。

 沖縄の土地柄を考えると、きんきんに冷やすよりも常温ないし燗で飲むほうが合うのかもしれない。
 ただわたしの嗜好には合わなかったので、これは料理酒にまわすつもり。豚の角煮でも作ります。

[楽天市場で検索]
[沖縄の地酒と温泉情報(旅行ガイド)]



種類 本醸造酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 70%
蔵元 泰石酒造株式会社
沖縄県うるま市字平良川90
製造者 安田泰治
黎明 本醸造(本醸造酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,076円(720ml)
製造年月:2007年2月27日
開栓:2007年5月8日