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酒レビュー > 清酒(日本酒) [広島]

天寶一 雄町純吟 槽口直詰生

 純米吟醸生原酒『天寶一(てんぽういち) 雄町純吟 槽口直詰生』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 ホームページを見ると天寶一は直販はしておらず、販売管理の行き届いた「地酒専門店」のみので扱っているとのこと。
 たとえば「ディスカウントされたくない」「生酒は必ず冷蔵庫に入れて欲しい」「直射日光は論外」といった、蔵元自らがブランドを守る(=価値を落としたくない)姿勢が見えるようで、そういうこだわりは飲み手としても非常に歓迎。

 さて感想。
 立ち香はプリンスメロンのように爽やかで、ほんのりバナナのような粘っこい甘みも混じる、主張の強い果実香。
 口に含むとまさにメロン。がつんとパンチのある甘みにほどよく差し込む酸、生酒らしいフレッシュさ。余韻にはあとを引くような旨味が十分に含まれ、自然と唾が沸く。
 燗すると粒が立つ。フルーツらしさは皆無となり、辛さ、渋味が出るようになる。冷やがいい。

 開栓三日目。完熟メロンの様相を呈してきた。なんとなくカタストロフィの予感があったため飲みきってしまったが、これが二ヶ月三ヶ月、あるいは半年置いたらぐっとよくなる気もしてならない。少し残して置けばよかったなと後悔するほど、魅力ある酒ですね。

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種類 純米吟醸生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 18度
原料米 雄町
精米歩合 麹米50%・掛米55%
蔵元 株式会社天寶一
広島県福山市神辺町川北660
天寶一 雄町純吟 槽口直詰生(純米吟醸生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,470円(720ml)
製造年月:2007年3月
開栓:2007年4月2日

瑞冠 純米吟醸 新撰組 しずく生酒 八反錦

 うっすらと滓が絡んだ『瑞冠(ずいかん) 純米吟醸 新撰組 しずく生酒 八反錦』。東武百貨店(池袋)で購入。

 瑞冠はいままで何度か試飲したことがあり、佳酒とは思いながらも買うまでは至らなかったのですが、この酒にはぐっと惹かれた。滓が絡んで酸が涼やか。思わず唾が沸いた。
 1,199円という値段を考えるとコストパフォーマンスがすごくいい。迷わずレジに行った。

 立ち香はしずくの生酒だからでしょうか。ライチのようにみずみずしく芳醇。
 口に含むと鮮やかな酸に、すばらしいフレッシュ感。余韻として収斂味やわずかの苦味もあり、変化も楽しい。
 40℃ほどに燗すると粒が立つ。米の香が広がり、ぴりっとした辛さも出る。
 55℃ほどだと水のような滑らかな舌触りになるが、この酒の面白さを取るなら断然冷やがいい。

 開栓七日目。
 華やかさ鮮やかさは徐々に収束に向かう。味わいも、辛さが目立つようになった。早めに飲みきったほうがいいかもしれない。

 ちなみに原料米は「新千本」ですが、広島の世羅で造られたものは「ゆめせんぼん」とも呼ぶそうです。少々ややっこしいですね。

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種類 純米吟醸生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16.3度
日本酒度 +3
酸度 1.9
アミノ酸度 0.9
原料米 新千本(ゆめせんぼん)
精米歩合 60%
酵母 蔵付1号
蔵元 山岡酒造株式会社
広島県三次市甲奴町西野489-1
杜氏 畑中裕次
瑞冠 純米吟醸 新撰組 しずく生酒 八反錦(純米吟醸生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,199円(720ml)
製造年月:2007年7月(18BY)
開栓:2007年8月15日

醉心 純米酒 米の極

2005年5月20日
250円(100ml)

 お試しにはちょうどいい100mlボトルの『醉心 純米酒 米の極』。近所の酒屋で購入。

“すいしん”の漢字って「醉心(つくりは卒業の“卒”)」だったんですね。いままで「酔心」だと勝手に思い込んでました。危ないあぶない、恥をかくところだった。

 色はボトルの横から覗いてもすぐに分かる、山吹色。
 味は辛味、酸味、旨味のバランスがいいですね。口に含んだ瞬間のインパクトもあり、伸びもあるうまさ。

 牡蠣の土手鍋や豚の角煮など、濃い口の料理に合いそうな酒です。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 65%
蔵元 株式会社醉心山根本店
広島県三原市東町1-5-58
醉心 純米酒 米の極(純米酒)

竹鶴 初しぼり 純米吟醸生酒

 冬季限定品の『竹鶴 初しぼり 純米吟醸生酒』。東武百貨店(池袋)で購入。

 立ち香は穏やかで、うっすらとメロンのような吟醸香。
 口に含むと高い酸が特徴的で、ジューシーさもあり、どことなくプリンスメロンを想起。切れもいい。
 燗すると粒が立つ。立ち香、含み香にアルコール臭も見えられ、味わいではしょっぱさも出てくる。余韻は辛くなる。冷やがいい。
 ちなみに肴は、長崎県産天然真鯖の生〆鯖。どちらも酸に特徴があるせいか、相性はかなりよかった。

 開栓六日目。
 いまなおフレッシュさを感じる。味わいでは、高い酸のなかに渋味が出るようになった。相変わらず切れはいい。

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種類 純米吟醸生酒
冬季限定品
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
精米歩合 50%
蔵元 竹鶴酒造株式会社
広島県竹原市本町3-10-29
竹鶴 初しぼり 純米吟醸生酒(純米吟醸生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,575円(720ml)
製造年月:2007年1月
開栓:2007年3月15日

竹鶴 純米カップ

『竹鶴 純米カップ』。東武百貨店(池袋)で購入。

 色はしっかりとした山吹色。
 立ち香は蜂蜜を穏やかにしたような甘い香り。
 口に含むと酸の高さが印象的で、燗したらおいしそうでしたが、量が量だけにそのまま冷やで飲んだ。

 ところでカップ酒って、そのまま湯煎しても割れないものでしょうか。持てないくらい熱くなったりしないものでしょうか。試したことがないのでちょっと気になったり。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 65%
蔵元 竹鶴酒造株式会社
広島県竹原市本町3-10-29
竹鶴 純米カップ(純米酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

315円(180ml)
製造年月:2006年10月
開栓:2007年1月5日

誠鏡 吟醸まぼろし缶

2005年5月18日
336円(180ml)

 携帯に便利そうなアルミ缶の吟醸酒『誠鏡 吟醸まぼろし缶』。松澤酒店(練馬)で購入。

 上蓋全体をぱかっと開けるので、香りがより簡単に感じられます。青りんごのように爽やか。
 色は缶に入ったままだと分かりにくいのできき猪口に移してみたのですが、やや黄色がかっているかな。
 口に入れた瞬間から舌先までは辛さばかりが目立つのですが、舌の根元から喉を通り過ぎる頃には辛さが消え、旨味が出てくる。

 印象としては濃醇な酒ですね。とろみも若干ある。
 仮に行楽など外で飲むとするならば、焼き鳥(タレ)などこってりした肴が合いそうだ。家で飲むなら広島の酒ということで穴子飯。
 広島というと、かつての同僚と宮島で泳いだことを思い出したり。流川の夜もちょっと懐かしい。ああ、八昌のお好み焼きが食べたくなってきた。

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種類 吟醸酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 16度以上17度未満
精米歩合 58%
蔵元 中尾醸造株式会社
広島県竹原市中央5-9-14
誠鏡 吟醸まぼろし缶(吟醸酒)

雄町と山田錦「雄山」

2005年5月6日
1,575円(720ml)

 雄町と山田錦のふたつの米で醸した純米吟醸無濾過『雄町と山田錦 - 雄山』。保戸塚商店(練馬)で購入。

 この保戸塚商店は友人が「なかなかいいよ」と言っていた酒販店。酒を置いているスペースはそれほど広くありませんでしたが、隙間すきまに日本酒の基礎知識や杜氏さんの紹介といった記事が貼られており、清酒に対する愛情が伝わってきた。むろん、冷蔵庫の蛍光灯は切ってあるし、「開けたらなるべく早く閉めてね」といった注意書も。
 清酒党としてはたまらない店ですねえ。友人のすすめていた雄町と山田錦「雄山」を、嬉々として買って帰る。

 ゆうざん? おやま? なんて読むか分かりませんが、オフィシャルサイトを見ると「雄山」は通称みたいですね。「雄町と山田錦」のほうが正式名称らしい。
 裏ラベルと見ると1年以上熟成させているようで、瓶の肩のところには「14BY」と書かれたラベルが貼ってありました。なかなかしっかりと寝かせてありますね。

 さて、肝心の感想。香りは硬い印象が強い。水からきているものなのか、どことなく岩っぽい硬さ。ただそのなかに、熟れたブドウのような甘酸っぱい香りもかすかに隠れている。
 味はひたすら辛く、切れがいい。舌に残るものはほとんどなく、上あごと鼻腔に辛さが残ります。飲み進めていくうちに米の旨味が実感できるようになりますが、それでもやはり口に含むたびに、辛い。
 冷やでいただきましたが、常温かあるいは少し燗したくらいのほうが、もっと米の旨味が出てくるかもしれません。

 肴はなんだろう。これだけ切れがいいと、天ぷらなんか合いそうだ。たらの芽かグリーンアスパラガスか、そういった青物の天ぷらでいきたい。

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種類 純米吟醸無濾過
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上16.9度未満
原料米 雄町・山田錦
精米歩合 麹米50%・掛米60%
蔵元 株式会社今田酒造本店
広島県東広島市安芸津町三津3734
雄町と山田錦「雄山」(純米吟醸無濾過)

雄町と山田錦「雄山」(純米吟醸無濾過)

白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 雄町2006

『白鴻(はくこう) 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 雄町2006』。4月7日(土)、日本外国特派員協会(千代田区有楽町)で行われた日本美米美酒美食倶楽部 第37回例会『美酒で楽しむ春宴 新酒を味わう会』にて購入。

 この酒は、先日、自由が丘のフランス料理店『オーレスト』へ行った際、開けたもの。普段なら当然持ち込みはできませんが、誘ってくれたかたがこの店の支配人と懇意の間柄ということもあり、特別に許していただいた。
 きっかけは「フレンチに清酒を合わせたら面白そうだね」ということから話が始まり、最終的にわたしがチョイスした一本持ち込むことになったという次第。

 事前に聞いていたのは「冷製のサーモン」と「温製のオマール海老」の二品。
 きれいな酸に支えられた優しい純米吟醸あたりが失敗しなそうだけど、冒険もしてみたい。あれこれ考え選択したのがこの『白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 雄町』。冷やでよし、燗してなおよしという佳酒なので、オールマイティなのはオールマイティ。雄町のきれいな酸が魚介にマッチするかなと思った次第。

 というわけでいつものレビューとは形式が違いますが、たまにはこういうのも面白いかな。料理の写真がないのはすみません。一応、場の空気は読めますので。



●料理
【Amuse 一口前菜】
 うずらの卵を使ったジュレ
【Entree froide 冷前菜】
 スモークサーモンと薄いフイユテ・ライムと新生姜風味、アヴォガドのムースと帆立のタルタル添え
【Entree chaude 温前菜】
 オマール海老と淡路産玉葱のラヴィオリ、グリーンアスパラガス添え、ソース・オマール
【Viande 肉料理】
 黒毛和牛交雑種の国産バヴェット(ハラミ肉)のグリエ・コルザオイル風味、エシャロットソース、ドフィネ風じゃが芋のグラタン添え
【Dessert デザート】
 ドライフルーツ入りチョコレートの温かいテリーヌ・ヴァニラアイス添え、ピスタチオソース
【Mignardise et cafe】
 ミニャルディーズとコーヒー

●お酒
【Aperitif 食前酒】
 イチゴのグラニテ入りスパークリングワイン
【Vin blanc 白ワイン】
 ミュスカデ ド セーブル エ メーヌ '05
【Vin rouge 赤ワイン】
 マス ド ラ ベルジュリー '05



 この酒は冷やだとシャープな口当たりでぶどうのような立ち香がありますが、常温になるにつれ、味わいにふくらみが出てきますね。
 肉料理ではやはり赤ワインに軍配が上がりましたが、冷前菜、温前菜の魚介2種では白ワインより清酒を評価していただいた。それどころかアミューズやデザートでも清酒は面白いと言ってもらえた。これは嬉しい。

 初の試みでしたが、非常にエキサイティングでした。今後はもう少し大々的にやるかもしれません。一応、計画はあります。「フレンチに日本酒を」というこのテーマ、興味あるかたはいます?

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種類 純米吟醸無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
原料米 雄町
精米歩合 60%
蔵元 盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44
杜氏 盛川元晴
白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 雄町2006(純米吟醸無濾過生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,995円(720ml)
製造年月:2007年4月(18BY)
開栓:2007年4月22日

白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 八反35号 2005

『白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 八反35号 2005』。西武百貨店(池袋)で購入。

 色は薄っすらと黄金色。
 立ち香はパイナップルを思わす華やかな香り。
 口に含むとバランスのいい酸と旨味。あとはひたすら長い余韻。開栓三日目には酸が和らぎ、微妙な苦さや渋さを感じるようになった。この複雑な味わいもいい。
 燗すると細かな粒が立つのは、酵母がしっかりと生きている生酒の証拠ですね。口当たりは柔らかくなり、また甘みも出てくる。酸も際立つ。燗もいける。

 試飲した際、ちょうど蔵元の盛川社長が見えられており、十種類ほどあったほとんどの酒を冷やと燗で飲ませてもらった。生酒や大吟醸クラスの酒を燗しても、全然崩れない。湯煎で温めたぬる燗程度だと、実においしく感じられる。ほほが緩む。
 白鴻は初めて飲む酒だったので、いろいろと話を訊いた。年間200石を6人で造っているらしく、実に丁寧な造りが想像できる。

※現代の技術だと「100石を造るには1人」という計算が標準的らしいです。秋田の某蔵の営業さんが言ってました。

 ちなみにこの八反35号のほかにも同シリーズ(同じ精米歩合、同じ酵母)として雄町と千本錦があります。
 それぞれを端的に言うなら、八反35号は「こくがあり、飲み応えたっぷり」。 雄町は「いい意味で軽く、きれい」 。千本錦は「他のものに比べると線が弱いが、不思議な魅力はある」 。そんな印象。

 余談ですが、実は試飲した初日は買いませんでした。ただ、帰りの電車に乗っているときも家に着いてからもずっと口のなかに旨味の余韻が残っており、これはすごい酒かもと、翌日買いに走った次第。お気に入りの銘柄がまたひとつ増えました。

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種類 純米吟醸無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
原料米 八反35号
精米歩合 60%
蔵元 盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44
杜氏 盛川元晴
白鴻 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒 八反35号 2005(純米吟醸無濾過生原酒)

1,890円(720ml)
製造年月:2006年11月
開栓:2006年11月26日

白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒

『白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

 色はやや緑掛かっている。
 立ち香はメロンのように甘い。
 口に含むとパンチのある旨味があり、また酸もそれに負けじと強烈。うしろにはやや苦味もあり、まるでメロンのようだ。
 40℃ほどに燗すると、さすが超軟水ですね。ものすごく滑らかになった。味わいでは程よい辛さが出るようになった。
 55℃ほどだと辛さが強く立つように。ぬる燗までがいい。

 開栓七日目。
 まったく変わりませんね。生酒ですがしっかりしています。

 なお、鰻を食べるときに飲んだら、意外と合った。
 イメージでは鰻には燗酒や古酒だと思っていたのですが、これだけ旨味のパンチが強いと生でもいけますね。

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種類 特別純米生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
原料米 麹米:広島県産 八反  掛米:兵庫県産 山田錦
精米歩合 60%
蔵元 盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44
杜氏 盛川元晴(広島杜氏)
白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒(特別純米生酒)

評価グラフ
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1,522円(720ml)
製造年月:2007年4月
開栓:2007年7月31日

白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒

『白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

 先日飲んだものと違うのは、瓶詰日とアルコール度数。
 先日の瓶詰は2007年3月、こちらは2007年7月。アルコール度数は先日のが17〜18度、こちらは18〜19度です。

 パンチのあるジューシーなメロンという基本的な印象はほぼ一緒ですが、比べるとこちらのほうが甘さは抑えめ。アルコール度数が1度高いので、辛く感じるのでしょうか。
 ちなみにロックでも飲んでみましたが、元々がアルコール度数が高いので崩れません。すきっとしてなかなかいけます。
「冷やでよし、燗してなおよし、ロックもよし」。思わず七五調。

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種類 特別純米生酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 18度以上19度未満
原料米 麹米:広島県産 八反  掛米:兵庫県産 山田錦
精米歩合 60%
蔵元 盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44
杜氏 盛川元晴(広島杜氏)
白鴻 純米軟水仕込み 特別純米生酒(特別純米生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

2,940円(1800ml)
製造年月:2007年7月
開栓:2007年8月4日

白鴻 純米軟水仕込み 純米酒

『白鴻 純米軟水仕込み 純米酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

鯖と夏野菜のテリーヌ・ソース・アンショヤードゥ  2007年7月1日(日)、わたしが酒をプロデュースした「日本酒でフレンチを楽しむ食事会」が自由が丘にあるフランス料理店『オーレスト』にて開かれた。
 この酒は前菜の「鯖と夏野菜のテリーヌ・ソース・アンショヤードゥ=写真」に合わせる酒としてセレクト。

 蔵元のある広島は軟水のところが多く、なかでも白鴻は超軟水。滑らかで優しい舌触りの酒質は、肉料理など濃厚な料理よりもテリーヌのような繊細な料理との相性がいいだろうと想像し、この酒を選んだ。温度は常温よりもやや冷えている程度です。
※白鴻は蔵元自らが生酒の燗をすすめる、燗酒のおいしい蔵です。

 突出した香りや味を抑えた、穏やかで上品な佳酒なので、普段清酒を飲まないひとでも抵抗を感じることなく飲んでいただけた。
 また、あとから感想を聞いたところ、マリアージュという観点からは一番評判がよかったです。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
原料米 広島県産 八反・八反錦
精米歩合 65%
蔵元 盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44
杜氏 盛川元晴(広島杜氏)
白鴻 純米軟水仕込み 純米酒(純米酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

2,520円(1800ml)
製造年月:2007年5月
開栓:2007年7月1日

雨後の月 Sparkling Asia 微紅<biko>

 スパークリングのロゼワインを思わせるような発泡純米酒『雨後の月 Sparkling Asia(スパークリングアジア) 微紅<biko>』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 これは2007年7月14日(土)、西麻布『き』(港区西麻布4-10-1 ラポート西麻布3F)で行われた「チーズ料理食事会」の際、持ち込みました。
 去る7月1日(日)に自由が丘にあるフランス料理店『オーレスト』で行われた「日本酒でフレンチを楽しむ食事会」にきていただたメンバーが数名いたので、こんな変わった日本酒もあるよと、驚かせようと思って。

 まず見ためにびっくりしてもらえましたね。「なんでこんなピンク色なの?」と。
 これは着色しているわけではなく、こういう色が出る酵母を使っているんだよと説明。
 また、こんなにも発泡していることにも疑問を感じるらしく、「発泡清酒には岐阜の『じゃんぱん』のように炭酸ガスを注入している酒もあるけど、これはシャンパーニュのように瓶内で二次発酵。ピュアな日本酒だよ」と。

 実は飲むのは初めてで、見ためから甘くて軽い味を想像していましたが、かなりドライな仕上がりですね。二十代の若い女性よりも、三十代の大人の女性に似合いそうです。

 適度なアルコール度数に、しっかりとした炭酸、高い酸が前面に出てきて、奥ではそれを抑える甘み。バランスがすばらしくいいです。
 和食に合わせるとなるとちょっと考えてしまいますが、こういったチーズ料理にはぴったりマッチしました。下手なシャンパーニュやカヴァには負けませんね。みんなをびっくりさせるつもりが、わたしが一番びっくりしたかも。おいしい。

 なお、チーズ料理の内容はこんな感じでした。
 どれもこれもテーブルの端端から「おいしい」という声が洩れるほど、絶品でした。さまざまなチーズをこんなにも活かせる発想がすごい。(写真は一部です)。
  1. ペコリーノロマーノ入り桃のスープ
  2. ブラ ドゥーロの入ったとろろ豆腐
    マスカルポーネわさび醤油ソース
  3. サントモールのだし巻き玉子
    はちみつ赤ワインのジュレ添え
  4. ゴーヤとじゃこのチヂミのミルフィーユ
    エメンタールソース
  5. 大根の燻製、タレッジョ焼き
  6. 黒米麻婆モッツァレラ
  7. きつねチーズ焼きうどん
  8. ブルーチーズのアイスクリーム
    黒胡麻餡乗せ
  9. ブルーチーズのミルクティー
チーズ料理
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種類 発泡純米酒
発泡性(1)
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 9度
精米歩合 70%
蔵元 相原酒造株式会社
広島県呉市仁方本町1-25-5
雨後の月 Sparkling Asia 微紅<biko>(発泡純米酒)

雨後の月 Sparkling Asia 微紅<biko>(発泡純米酒)

評価グラフ
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500円(330ml)
製造年月:2007年6月
開栓:2007年7月14日

本洲一 無濾過純米吟醸酒

『本洲一(ほんしゅういち)無濾過純米吟醸酒』。松澤酒店(練馬)で購入。

 先般飲んだ『本洲一 無濾過純米酒』との違いは、5%の精米歩合のみ。原料米や酵母、スペック(アルコール度数・日本酒度・酸度)はすべて同じ。どうしても気になったので買ってみた。
 ちなみに店主に酵母を訊いたところ、広島吟醸酵母らしい。店主曰く、「不思議なことに純米のほうが香りがいいんだよねえ」とのこと。それはたまたまその年の出来がそうだったのか、いつもそうなのか、ちょっと気になる。

 さて感想。
 色は薄い黄金色。
 香りは『本洲一 無濾過純米酒(以下、純米)』と比べると、ベクトルはまったく一緒で花の香り(スミレやバラ)を感じるが、若干おとなしい。削っていない純米のほうが香りが高いというのは、なんだか面白い。
 味わいでは濃縮された旨さに負けないほどのほどよい辛さ。きれもある。不思議と生のようなフレッシュ感もある。純米は多少やんちゃな部分もありましたが、こちらはバランスがいいのか、まとまりを感じる。
 燗すると丸みが出て、味わいではほっとするが個性が没するという点は純米と一緒。純米もこの純米吟醸も、冷やのほうが好きですねえ。

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種類 純米吟醸無濾過酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16.8度
日本酒度 +5
酸度 1.6
原料米 千本錦
精米歩合 60%
酵母 広島吟醸酵母
仕込水 岩滝山伏流水
蔵元 合名会社梅田酒造場
広島県広島市安芸区船越6-3-8
杜氏 土居亨(広島杜氏)
本洲一 無濾過純米吟醸酒(純米吟醸無濾過酒)

1,400円(720ml)
製造年月:2006年9月
開栓:2006年12月6日

本洲一 無濾過純米酒

『本洲一(ほんしゅういち)無濾過純米酒』。松澤酒店(練馬)で購入。

 立ち香はすーっと高く抜ける花の香り(スミレやバラ)に、若干のセメダイン。
 味わいもまた特徴的で、含み香にみずみずしい香気があるせいか、まるで花を噛んでいるよう。独特の高い酸の裏に隠れるしっかりとした旨味、あとからじわりと広がってくる余韻の長い辛味。バランスよく、変化も面白い。このような酒はあまり飲んだことがない。
 燗すると香りが強く出すぎ、また、味の個性が没する(平板でまるくなってしまう)。個人的には燗はどうかなあ。冷やがいい。

 それにしてもこの香りは面白い。『天吹 純米吟醸 雄町』『作 雅乃智 純米吟醸』のときのような衝撃を、ひさびさに感じてしまった。

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種類 純米無濾過酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16.8度
日本酒度 +5
酸度 1.6
原料米 千本錦
精米歩合 65%
仕込水 岩滝山伏流水
蔵元 合名会社梅田酒造場
広島県広島市安芸区船越6-3-8
杜氏 土居亨(広島杜氏)
本洲一 無濾過純米酒(無濾過純米酒)

1,100円(720ml)
製造年月:2006年9月
開栓:2006年12月3日

本洲一 純米酒 気鋭の雫

『本洲一(ほんしゅういち) 純米酒 気鋭の雫』。升新商店(池袋)で購入。

 ラベルのスペックには「杜氏の氣合120%」と書かれています。
 また、裏ラベルにはいかつい顔写真とともにこんなメッセージも。
わしが造りました。杜氏として7年、酒造りに携わって17年、天のないこの世界において、造り手としてはまだまだ未熟ですが、その分誰にも負けん熱い思いで酒と真正面から向き合うとります。
酒の味・香に加えて杜氏の氣迫もお届けします。
冷(ひや)にてご笑飲下さい。

 杜氏の土居亨さんはもともと大藤酒造(主な銘柄:旭菊水)の蔵人だったそうです。
 残念ながら旭菊水は飲んだことがありませんが、本州一は『本洲一 無濾過純米吟醸酒』『本洲一 無濾過純米酒』も香りに独特の華やかさがあり、好きな銘柄。飲む前から期待が膨らむ。
 ※大藤酒造は2001年3月24日の芸予地震の影響で、2002年3月19日に廃業。

 立ち香はパイナップルのような吟醸香。華やかかつにぎやか。
 口に含むときりっとした辛さにみずみずしい酸が爽やかさを感じさせる。膨らみのある甘い余韻がややあったのち、すばらしい切れを見せる。
 40℃ほどに燗すると口当たりは優しくなり、酸もこなれる。パイナップルからメロンに変わるイメージ。
 58℃だとただ辛くなった。きっちり冷やしたほうがパフォーマンスを見せる。

 開栓七日目。
 香りは多少飛ぶかと思いましたがまったく劣化しない。火入れのいいところですね。
 一升瓶2,200円という値段はかなりコストパフォーマンスがいいかも。

 ところで本洲一は、名酒センター代表の武者英三さんがプロデュースされているようですね。どの程度関わっているのか、いまもそうなのか、気になるところです。

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種類 純米酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16.8度
日本酒度 +4
酸度 1.4
アミノ酸度 1.3
原料米 広島県産・千本錦
精米歩合 65%
麹歩合 22%
杜氏の氣合 120%
酵母 13広島吟醸酵母
仕込水 岩滝山伏流水
蔵元 合名会社梅田酒造場
広島県広島市安芸区船越6-3-8
杜氏 土居亨(広島杜氏)
本洲一 純米酒 気鋭の雫(純米酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

2,200円(1800ml)
製造年月:2007年8月
開栓:2007年8月31日