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赤磐雄町 純米吟醸生

2005年4月25日
1,470円(720ml)

 限られた酒販店にしか卸さない限定流通商品の『赤磐雄町 純米吟醸生』。升新商店(池袋)で購入。

 まず瓶がきれいなんですよねえ。水色にほんのり黄色が掛かっているというか、あまり見かけない色合い。
 お猪口に注ぐと、ひと目で黄色いのが分かる。これは酒の色だったんですね。納得。

 色を愛でながら鼻に近づけると、青りんごのような爽やかな香りが立つ。ただそのなかに、なにか別の硬いにおいも。
 お猪口の洗いが甘かったかなと思いガラスの杯に替えましたが、やはり同じようなにおい。んー、風邪でも引いたかなあ。鼻の調子が悪いのかも。

 口に含むと初めはごつごつとした辛さが妙にぶつかってきましたが、二杯目からはまるで違う酒のように滑らかになった。舌の上を滑るすべる。これは面白い。

 際限なく飲めるモードになると、今度はなにかつまみが欲しくなってくる。ままかりかあるいはばら寿司がいいな。肉より魚が合いそうです。
 あ、いや、岡山にはちょっとしたセンチメンタルがあるので、そういう食べものを欲したのかも。単に葱の焼きびたしでも十分にこの酒のうまさを引き立てそうです。

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※2005年4月30日追記

ロックフォール・パピヨン [Roquefort Papillon] (フランス)  チーズはもう何年になるかな。清酒にはまる前は一時期凝ったことがあるんですよねえ。ワイン(特に赤ワイン)は頭痛がするので苦手ですが……。
 で、たわむれにロックフォール・パピヨン(青カビ)でこの『赤磐雄町 純米吟醸生』を飲んでみたら、完全にチーズのほうが勝っちゃいました。これは酒がどうこうというよりも、ロックフォールの刺激が強すぎるせいですね。なんとなく予想できていたことですが……。
 今後は、清酒とチーズの組み合わせをもう少し模索してみたい。その他、酒に合いそうな料理とかもね。

 バァカトシュトラはかく語つた。


種類 純米吟醸生酒
限定流通商品
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
原料米 赤磐雄町
蔵元 利守酒造株式会社
岡山県赤磐郡赤坂町西軽部762-1
赤磐雄町(純米吟醸生)

歓びの泉 純米吟醸 朝日 袋吊り 本生無濾過原酒

『歓びの泉 純米吟醸 朝日 袋吊り 本生無濾過原酒』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 甘い果実香を強く感じるなかにも多少刺激臭というか、直截的にいうならばセメダイン臭も見受けられる。
 味わいはひたすら辛く、伸びのある旨味も若干感じるがそれ以上に辛さが勝り、目立つことはない。
 燗すると酸味が出てき、これはうまい。

 開栓二日目。
 刺激のある香りは嘘のように収束。
 味わいも辛さは鳴りを潜め、プリンスメロンのような酸味、甘味、渋みが出てきた。開栓初日の印象を吹き飛ばすくらい、ぐっと味が乗った。

 開栓四日目。
 多少大人しくなってはきたが、相変わらずプリンスメロンの印象はある。いい酒ですねえ、これ。

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種類 純米吟醸無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
日本酒度 +4
酸度 1.4
原料米 倉敷産朝日米
精米歩合 55%(自家精米)
酵母 9号系
蔵元 中田酒造有限会社
岡山県倉敷市呼松1-8-18
杜氏 横坂安男(備中杜氏)
歓びの泉 純米吟醸 朝日 袋吊り 本生無濾過原酒(純米吟醸無濾過生原酒)

1,470円(720ml)
製造年月:2006年3月
開栓:2006年5月5日

竹林 ふかまり 瀞

 純米無濾過生原酒『竹林 ふかまり 瀞(とろ)』。鈴木三河屋(赤坂)で購入。

 丸本酒造は『賀茂緑』という銘柄も出しており、初めて飲んだのは五反田の某居酒屋。この店はちょっと変わっており、日本酒はなにがありますかと訊いたところ、『賀茂緑』しかないという。以前は十種類ぐらい置いていたが、少しずつ絞っていったら『賀茂緑』に落ち着いたそうで。
 飲んだみたら確かにうまい。米のおいしさを実感できる味わいにいたく感動した。なんでも丸本酒造は積極的に自家栽培をするほど米にこだわっている蔵だそうで、その丸本酒造が出す別ブランドの『竹林』。飲む前から否が応でも期待が高まる。

 瓶を横から覗くと、ごくごく少量ですが滓が絡められているのが特徴的。
 色はすばらしく黄金色。
 立ち香は、ふわっと鼻腔をくすぐる芳醇な米香。
 口に含むとパンチのある旨みが第一だが、背景にあるのはしっかりとした辛さ。余韻は渋味をやや含んだ旨みで、全体的なバランスはすごくいい。またグラスを揺すると足がすごい。「瀞(とろ)」というネーミングはこのとろみからきているのか。
 燗すると粒が立つ。40℃ほどだとぴりりとした辛さが出てきて面白い。
 55℃ほどだとぴりりとした辛さのなかに甘さも開く。悪くはないが個性を求めるならぬる燗までか。
 逆に氷をひとつふたつ落としてもいい。元々濃いので、徐々に薄まる味わいも面白い。加水することで酸が開く。この飲みかたはかなりいける。

 開栓八日目。
 さらにとろっとしてきた。
 香りは日が経つごとに穏やかになるが、味わいは変わらずしっかりと濃醇。まったく崩れない。

 ちなみにラベルには下記のように書かれています。

昭和62年から、山田錦の自家栽培を行って参りました。稲自身が持つ生命力を引き出す三黄の稲作りに成功し、米の味を生かし、バランスを追及したお酒を造りました。

 三黄については蔵のホームページをご覧になると分かりやすいです。
 酒造りだけではなく、米造りにも力を入れている蔵って、どこか嬉しいですね。

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種類 純米無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17.7度
日本酒度 +4
原料米 自家栽培及び契約栽培山田錦
精米歩合 60%
蔵元 丸本酒造株式会社
岡山県浅口市鴨方町本庄2485
竹林 ふかまり 瀞(純米無濾過生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,420円(720ml)
搾り日:2006年1月10日
蔵出日:2007年1月(17BY)
開栓:2007年7月24日