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酒レビュー > 清酒(日本酒) [福井]

一本義 しぼりたて新米新酒

 冬季限定の本醸造生酒『一本義 しぼりたて新米新酒』。会社の先輩にMovable Type コンテスト 2006で授賞したお祝いとしていただく。

 立ち香はほのかにメロン香。
 口に含むとみずみずしさを感じながらも、パンチのある果実的な甘さとそれを引き立てる酸が印象的。余韻は持続性のある旨味。
 燗すると米香に変化。口当たりは柔らかく、味わいでは甘みがさらに強くなるが、これは苦手とする人も多いかもしれない。ちと甘みが強すぎる。冷やのままいただいて、フレッシュ感を堪能することをおすすめします。

 開栓二日目。
 渋味が出てきた。早めに飲みきったほうがいいかもしれない。

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種類 本醸造生酒
冬季限定品
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 16度以上17度未満
精米歩合 68%
蔵元 株式会社一本義久保本店
福井県勝山市沢町1-3-1
一本義 しぼりたて新米新酒(本醸造生酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,050円(720ml)
製造年月:2006年12月
(18BY)
開栓:2007年2月18日

一本義 上撰本醸造カップ

『一本義 上撰本醸造』。東武百貨店(池袋)で購入。

 第一印象は、しっかりとした辛さ。一本、筋の通った辛味が真っ直ぐにのどの奥に切れ込んできます。遊びがありません。ぶれません。
 ほかには渋さも感じられ、どちらかというと男らしい酒ですね。
 香りは穏やか。

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種類 本醸造酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 68%
蔵元 株式会社一本義久保本店
福井県勝山市沢町1-3-1
一本義 上撰本醸造カップ(本醸造酒)

224円(180ml)
製造年月:2005年9月
開栓:2005年10月9日

黒龍 特撰吟醸

 吟醸酒『黒龍 特撰吟醸』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 これ、実態がよく分からないんですよねえ。「大吟醸タイプ」と書かれており、スペックを見ても確かに大吟醸酒なのですが、あくまでも吟醸酒らしい。
 パターンとしてぱっと思い浮かぶのは以下の二点ですが、さてどういう意図があってのことなんでしょう。

(1)大吟醸として作ったけど、納得のいく味にならなかったので吟醸酒として売り出した。
(2)大吟醸を手軽に味わってもらいたいため、あえて吟醸酒として売り出した。

 というか、蔵のホームページを見たらすでに『黒龍 大吟醸』という商品があるんですね。それとの違いはどこにあるのか、ちょっと気になります。

 さて感想。
 香りは岩清水プラス白桃。非常に穏やかです。
 口に含むとまずべたっとした甘み、そして旨味が印象的で、続いて持続性のある辛味がやってくる。
 少し燗すると、ふくよかな香りと米の甘みが口中に広がります。

 開栓二日目および三日目。
 ファーストアタックは辛い。その辛さのなかに、わずかながらも旨味や甘みが見える。

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種類 吟醸酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 50%
蔵元 黒龍酒造株式会社
福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
杜氏 畑山浩(能登杜氏)
黒龍 特撰吟醸(吟醸酒)

1,682円(720ml)
製造年月:2006年1月
開栓:2006年5月14日

特撰吟醸 越前岬 大夢

 吟醸酒『特撰吟醸 越前岬 大夢』。昨年10月に南青山で行われた『福井の地酒 味わいの会』にて、縁あってわたしの手元に。

 入手経緯は上記をご覧いただくとして、ずっと寝かせておくのも酒に悪いかと思い、多少の後ろめたさも感じつつもいただくことに。

 立ち香は、始めは純米らしいふくらみのある米香だが、グラスを揺するとうっすら吟醸香も。
 口に含むとしっかりした米の甘みがあり、ややあってのどの奥で切れのある辛さを感じる。
 燗すると舌触りは水のような滑らかさに。味わいは甘さが和らぎ、辛さも落ち着いた。

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種類 吟醸酒
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +5
酸度 1.4
アミノ酸度 1.3
原料米 福井県産五百万石100%
精米歩合 50%
酵母 協会9号
仕込水 白山山系伏流水
蔵元 田辺酒造有限会社
福井県吉田郡永平寺町松岡芝原2-24
特撰吟醸 越前岬 大夢(吟醸酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

---円(720ml)
製造年月:2006年9月
開栓:2007年2月21日

雲乃井 純吟 袋しぼり 福井県産 山田錦

 純米吟醸無濾過生原『雲乃井 純吟 袋しぼり 福井県産 山田錦』。西武百貨店(池袋)で購入。

 同じ袋しぼりでも五百万石(1,470円)を使ったものもあったが、山田錦のほうが抜群によかったので迷わず手に取った。なお、裏ラベルにはこう書かれてある。

海岸段丘の田んぼで日本海に沈む夕日を眺めながら育ちました。

 福井県産の山田錦というのがあまりぴんとこないので調べたところ作付面積は7haほどで、やはりそんなには多くないようです(2003年のデータ)。しかし、地元で作る米にこだわるという姿勢は嬉しい。安易に兵庫から買うのではないという気概は十分に評価したい。

 色は薄っすら山吹色。
 立ち香は果実の青さとボリュームのある甘さが渾然としており、若いパイナップルのよう。フレッシュで爽やか。
 口に含むと味わい、含み香ともにこれまたパイナップルのようで、甘く、酸もあり、自然とつばが沸く。実にジューシー。余韻はほっそりとした旨味が長引く。
 燗すると粒が立つ。若干アルコール臭さも出てき、甘さと辛さが際立った。冷やがいい。

 ちなみに肴は納豆でも……と事前に用意していたのですがやめました。明らかに喧嘩するように思えたので。長野土産の蕗味噌がよく合った。

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種類 純米吟醸無濾過生原
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
原料米 福井市国見町産山田錦100%
精米歩合 55%
蔵元 株式会社吉田金右衛門商店
福井県福井市佐野町21-81
雲乃井 純吟 袋しぼり 福井県産 山田錦(純米吟醸無濾過生原)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,680円(720ml)
製造年月:2007年3月
開栓:2007年3月10日

北の庄 神力米無加圧しずくとり 無濾過生原酒

 純米吟醸無濾過生原酒『北の庄 神力米無加圧しずくとり 無濾過生原酒』。西武百貨店(池袋)で購入。

 どこにもおりがらみと書かれていませんが、瓶底に5mm程度の滓がしっかりと沈んでいる。
 色はうすい山吹色。
 立ち香は穏やかながらもデリシャスリンゴのよう。
 口に含むと濃醇な旨味と甘みのパンチに襲われる。結構インパクトは強い。滓を絡めるとほどよく酸を感じるようになり、バランスがよくなる。
 燗すると少しのアルコール臭も。口当たりはびりびりと辛い。

 開栓六日目。空気に触れてこなれてきたのか、香りが広がるようになった。味わいでも、初日の荒々しさは随分と減ってきて、まとまりが見えるようになった。

 なお舟木酒造は杜氏を含め4人で醸しており、年間500石程度とか。こういう小さな造りの蔵はどうしても応援したくなってきますね。

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種類 純米吟醸無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
日本酒度 +4
酸度 1.6
アミノ酸度 0.9
原料米 福井県産 神力米100%
精米歩合 60%
粕歩合 39%
酵母 蔵内保存酵母
蔵元 舟木酒造合資会社
福井県福井市大和田町46-3-1
杜氏 野尻和徳(南部杜氏)
北の庄 神力米無加圧しずくとり 無濾過生原酒(純米吟醸無濾過生原酒)

評価グラフ
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1,575円(720ml)
製造年月:2007年4月
開栓:2007年4月11日

福千歳 酒×酒[chou chou(シュシュ)]

 仕込水の代わりに山廃純米酒を使って醸した山廃貴醸酒『福千歳 酒×酒[chou chou(シュシュ)]』。2007年10月6日(土)、ふくい南青山291(最寄り駅:表参道駅)で行われた『福井県の地酒 味わいの会』に行った際、蔵元のかたにご好意としていただく(写真は飲みかけです)。

 貴醸酒は何度か口にしたことはありますが、山廃で仕込んだものは珍しいですね。
 ちなみに貴醸酒を飲まれたことがないひとに一番分かりやすく説明すると、デザートワインが近いですね。甘酸っぱく濃厚で、品のあるお酒です。

 この酒はというと立ち香は熟れたマスカットを思わせる果実香。
 含み香もまた果実で、味わいは濃醇で甘酸っぱい。
 40℃ほどに燗すると香りも甘酸っぱさも広がった。52℃だと特に味わいが広がった。
 燗冷ましがこれまたよかった。甘酸っぱい余韻がずっと続く。

 なお、オフィシャルページの商品紹介では「イチゴやキーウイととてもよく合います」と書かれていますがそのまま真似しても芸がないのでチョコレートに合わせてみることに。
 カカオ86%のビターなチョコをまず口に含み、苦さが広がったところで貴醸酒を流し込む。貴醸酒の甘酸っぱさがさらに強調され、余韻に苦味が残り、絶妙なバランスを見せる。清酒を堅苦しく捉えているひとにこそ、おすすめしてみたいですねえ。

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種類 山廃貴醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 16度以上17度未満
原料米 福井県産五百万石100%
精米歩合 麹米60%・掛米65%
蔵元 田嶋酒造株式会社
福井県福井市桃園1-3-10
福千歳 酒×酒[chou chou(シュシュ)](山廃貴醸酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

---円(200ml)
製造年月:2007年10月
開栓:2007年10月6日

梵 無濾過生原酒 中取り山廃純米大吟醸

『梵 無濾過生原酒 中取り山廃純米大吟醸』。ふくい南青山291(南青山)で購入。

 色はうっすらと山吹色。
 封を切った瞬間から猛烈に立ち上ってくる高い香りが特徴的。ふと、マンゴーが思い浮かんだ。実に華やか。
 口に含むとパンチのある旨味と甘み。これに尽きる。さらりとしていながら余韻が長いのも実に楽しい。
 燗すると粒が立つのは生酒の証拠か。香りが消えてしまうのは残念だが、口当たりは柔らかくなり、味わいでは程よい辛さが出てくる。ナッツのようなほろ苦さも感じる。
 燗冷ましは、とことん甘い。メープルシロップのようだ。

 面白いのは『梵 吟撰 中取りひやおろし』もこの酒も、グラスを揺するとしっかりとした足があるのに酒質自体はさらりとしているという点。また、燗すると香りが嘘のように消えるのも似ている。これは『梵』の特徴なんでしょうか。もう少し、いやもっといろいろなラインを飲んでみたくなりました。

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種類 山廃純米大吟醸無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 50%
酵母 KATO9号(自社酵母)
熟成温度 -10℃
熟成期間 調整熟成
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 無濾過生原酒 中取り山廃純米大吟醸(山廃純米大吟醸無濾過生原酒)

1,890円(720ml)
製造年月:2006年11月
開栓:2006年11月18日

梵 GOLD 無濾過純米大吟醸

 -10℃で約10ヶ月熟成させた『梵 GOLD 無濾過純米大吟醸』。かがた屋(西小山)で購入。

 この酒は自宅ではなく、知人の弟さんが料理長を勤める武蔵小山の『酒菜旬彩きくや』(品川区小山3-6-23)へ持ち込んで飲みました。よって燗および開栓からの変化は不明です。

 色はGOLDというだけあって、やや黄金色。
 立ち香はごくごく穏やか。
 口に含むとほんのり甘く、滑らかな舌触りで上品。
 無濾過ですが加水はしており、するすると飲めてしまう飲みやすさがありますね。

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種類 純米大吟醸無濾過酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度
日本酒度 +1
酸度 1.5
原料米 兵庫県産契約栽培山田錦100%
精米歩合 50%
酵母 KATO9号(自社酵母)
熟成温度 -10℃
熟成期間 約10ヶ月
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 GOLD 無濾過純米大吟醸(純米大吟醸無濾過酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,500(720ml)
製造年月:2007年6月
開栓:2007年7月8日

梵 吉平

 純米大吟醸酒『梵 吉平(きちべい)』。ふくい南青山291(南青山)で購入。

 色は見事な黄金色。
 立ち香はふくよかにして穏やかに上品。
 口に含むと米のふっくらとした旨みのあと、複雑な渋さ、そして辛い余韻。
 40℃ほどに燗すると香りは消え、味わいでは辛さだけが目立つように。
 55℃でも変わらなかった。

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種類 純米大吟醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +3
酸度 1.6
原料米 山田錦
精米歩合 麹40%・掛50%
酵母 KZ10号(自社酵母)
熟成温度 +3℃
熟成期間 2年熟成
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 吉平(純米大吟醸酒)

評価グラフ
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2,310円(720ml)
製造年月:2007年1月
開栓:2007年7月10日

梵 吟撰 中取りひやおろし

 純米大吟醸酒『梵 吟撰 中取りひやおろし』。ふくい南青山291(南青山)で購入。

 色はほんのりと山吹色。
 強い立ち香が特徴的で、直感的に沢庵が思い浮かぶ。それと薄っすらと陰を感じるナッツも。
 口に含むとパンチのある濃醇な旨味が第一。とろみすら感じる。あと味は持続の長い甘み。
 燗すると香りが嘘のように消える。味わいでは酸味がほどよく出てき、あれほど強烈だった旨味が思いのほか引っ込む。飲みやすくなる。
 面白いのは、冷やも燗も驚くほど軽いという点。舌の上にはほとんど残らず、口蓋や喉の奥に存在感を感じる酒質。

 飲み終えたあとふと思ったのだが、一年熟成で“ひやおろし”というのも変な表現だな、と……。
 ひやおろしというよりも、古酒でよく見かける味わいでした。

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種類 純米大吟醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 50%
酵母 KATO9号(自社酵母)
熟成温度 0℃
熟成期間 1年
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 吟撰 中取りひやおろし(純米大吟醸酒)

1,680円(720ml)
製造年月:2006年11月
開栓:2006年11月14日

梵 艶

 純米大吟醸酒『梵 艶(つや)』。升新商店(池袋)で購入。

 色はほんのりと黄色。
 立ち香は米、マスカットの皮、岩清水、角砂糖など、硬い印象の香り。
 口に含むと、舌の上に若干の渋さを内包した甘みを残すくらいで軽やかに過ぎて行き、のどの奥で辛味を感じる。非常にライト。ボディはそれほどなく、含み香は角砂糖に似ている。
 燗しても味わいではそれほど変化はない。少し酸が増す程度。燗をつけすぎるとセメダイン臭も。

 珍しく一升瓶で買ったのですが、開栓から一週間経ってもほとんど変化がなかったという点、丈夫ですね。

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種類 純米大吟醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 50%
酵母 KATO9号(自社酵母)
熟成温度 -5℃
熟成期間 1年
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 艶(純米大吟醸酒)

3,465円(1800ml)
製造年月:2006年6月
開栓:2006年11月21日

梵 ぼん ときしらず

 0〜5℃で5年熟成させた純米吟醸酒『梵 ぼん ときしらず』。かがた屋(西小山)で購入。

 この酒は自宅ではなく、知人の弟さんが料理長を勤める武蔵小山の『酒菜旬彩きくや』(品川区小山3-6-23)へ持ち込んで飲みました。よって燗および開栓からの変化は不明です。

 5年熟成させたにもかかわらず1,365円という価格にびっくり。
 老ねはまったくありませんね。ゆっくりと丁寧に寝かされてきたのが分かります。
 実に上品で5年寝かせたと言われても疑ってしまいますが、逆に言うと古酒らしくないのでつまらなさも。
 また、燗したら面白いだろうなあという印象です。

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種類 純米吟醸酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 15度以上16度未満
日本酒度 +4
酸度 1.7
原料米 福井県産五百万石100%
精米歩合 麹米50%・掛米55%
酵母 KZ10号(自社酵母)
熟成温度 0〜5℃
熟成期間 5年熟成
蔵元 合資会社加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1-11
梵 ぼん ときしらず(純米吟醸酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,365円(720ml)
製造年月:2007年5月
開栓:2007年7月8日

早瀬浦 純米滓酒 浦底

 純米無濾過生原酒『早瀬浦 純米滓酒 浦底』。はせがわ酒店 表参道ヒルズ店(表参道)で購入。

 瓶の色合いがなんとも美しく、また横から覗いたときの滓の質感が絶妙で、つい手に取ってしまった。
 スペックを見ると原料米は山田錦・五百万石、精米歩合は50〜55%、日本酒度は+7.0以上と、なんともざっくりとした表現。裏ラベルにはこう書かれてある。

このお酒は平成十九年に醸された弊社『早瀬浦』の純米酒(純米吟醸を含む)の滓酒を集め、純米上澄み酒にブレンドしました。フネと呼ばれる搾り機から誕生した、まさにタンクの底の部分です。美しいブルーと透き通る様な白さから若狭、美浜から望む冬の日本海の『大海原』を思い描いて頂ければ幸いです。

 滓は瓶底から指一本。濃醇なミルクのような色で、少々斜めにしたくらいでは混ざり合わないねっとりとした質感がある。まずは上澄みだけいただいてみる。

 立ち香はメロンのような香りが強く、またみずみずしい印象。口に含むとこれまたきりっとした酸がメロンを彷彿させる。甘さはほとんどなく、余韻はインパクトのある辛さが長く続く。実に男らしい味わい。
 次に上澄みを燗する。生酒のせいか粒が立つ。立ち香には若干アルコール臭さが出るようになり、味わいでは余韻の辛さが際立つようになった。
 続いて瓶を上下に何度かひっくり返し混ぜたものを、冷やでいただく。立ち香には駄菓子のラムネのようなものを感じるようになった。滓が絡んで濃醇になったせいか、味わいは酸と辛さがバランスよく混ざり合い、旨味も出るようになった。
 最後に混ぜたものを燗する。果実香は穏やかとなり、ホットミルクのようなふくらみのある香りに変化した。口当たりは丸くなったが、どうも個性がなくなってしまう。燗するともったいない気がする。

 開栓二日目。香りは相変わらずメロンの印象だが、味の酸は薄くなった。混ぜると濃醇な辛さばかりが目立つようになった。燗は前日で不向きと判断したのでやめておいた。

 開栓三日目。さらに辛くなった。早めに飲みきるのがいいかもしれない。

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種類 純米無濾過生原酒
原材料名 米・米こうじ
アルコール分 17度以上18度未満
日本酒度 +7.0以上
原料米 山田錦・五百万石
精米歩合 50〜55%
蔵元 三宅彦右衛門酒造有限会社
福井県三方郡美浜町早瀬21-7
早瀬浦 純米滓酒 浦底(純米無濾過生原酒)

評価グラフ
[評価グラフの説明]

1,680円(720ml)
瓶詰日:2007年2月1日
蔵出出荷日:2007年2月
開栓:2007年2月26日