ホーム > 自己紹介 > 都々逸
へこみこむ [hekomi.com]

都々逸(どどいつ)

About 都々逸

都々逸とは 都々逸についての説明です。まずは一読ください。 2004.09.19New
都々逸【おすすめ書籍・CD】 興味のあるかたはぜひどうぞ。 2004.09.19New

都々逸とは


都々逸とは

 恋情、四季、心境など、七七七五調の合計二十六文字(あるいは二十六音字)で綴る定型詩を "都々逸(どどいつ)" と言います。
 花柳界で唄われることが多かったせいか、特に恋心や心意気の句が多いのが特徴です。
 ここで好きな都々逸をいくつか。

嫌なお方の 親切よりも 好いたお方の 無理が良い (古典都々逸)
惚れられようとは 過ぎたる願い 嫌われまいとの この苦労 (古典都々逸)
もうあと一歩が 互いに踏めず 今日も他人で 別れ道 (佐藤紫蘭)
言えばよかった ただ好きですと 飲んでくやしさ ますの酒 (山口まどか)

 ね、素敵でしょ。こんなのをさらっと詠えるようになりたいものです。





決めごと(流派によって異なります)

 都々逸とは「七、七、七、五」の定型詩ですが、厳密にいうと「三四、四三、三四、五」でなければなりません。
 最初の七を「上七」、二番目を「中七」、三番目を「下七」、最後の五を「座五」といい、上七と下七には字余りが認められており、その形は四四形に限られます。
 また、字余りではありませんが、中七は四三形の他に二五形が認められています。

  上七 中七 下七 座五
基本系 三四 四三(二五 三四
字余り1 三四 四三(二五
字余り2 四三(二五 三四
字余り3 四三(二五

 その他、連用形で終る句は好ましくないとされています。





五字冠り

 基本形は七七七五の二十六文字(二十六音字)ですが、最初に五をのせた五七七七五の三十一文字も都々逸として認められています。

あの人の どこがいいかと 尋ねる人に どこが悪いと 問い返す (古典都々逸)
弱虫が たったひと言 ちっちゃな声で 捨てちゃいやよと 言えた晩 (柳家三亀松)
飲み比べ 介抱されよか それとも勝って 介抱しようか 迷う猪口 (柳家三亀松)
膝枕 させてあたりを 見ながらそっと 水を含んで 口移し (柳家三亀松)





折り込み都々逸

 七七七五のそれぞれの頭に4文字の単語を入れて作る都々逸を「折り込み都々逸」といいます。
 頭の4文字が示す単語の意味や関連のある情景を詠み込むのは「病句(やまい)」として認めない流派もあるようですが、わたしはあまり気にしない方向で。

 ●病句の例
  お題「つゆあけ」
  NGワード「梅雨」「露」「明ける」「開ける」など





参考

 都々逸についての基礎知識は、以下のサイトを参考にさせていただきました。

 ●都々逸ペンクラブ「しぐれ歌会」
 ●たちはな亭
 ●気まぐれ師匠のどどいつ講釈
 ●Gabacho-Net