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サントリー武蔵野ビール工場見学記 - 2005年5月7日(土)

いざビール工場へ

 生粋の清酒党だが、ビールも飲む。あれば焼酎も飲む。タダならなんでも飲む。
 というわけで、友人と4人で府中にある『サントリー武蔵野ビール工場』を見学してきました。
 一応事前に電話予約。見学後は新宿あたりにそのまま飲みに流れようという話だったので、見学開始時間は最終回の16:00から。工場まではJR南武線・京王線「分倍河原駅」からシャトルバスが出ているとのことで、15:30前に待ち合わせる。バスがやってきた。

シャトルバス
GWだからか子供連れが多かった。あとなぜか双子が多かった

 バスに5分ほど揺られ工場へ。受付で「予約した××です」的なことを済ませ、見学開始時間を待つ。
 待合スペースにはショップも併設されており、ぶらぶらっと見て時間を潰す。麦酒石鹸(ビール石鹸)が気になる。

ショップ
ショップ
待合スペース
待合スペース

そして見学

 初めに3分程度のDVDを観て、見学がスタート。続いて原料コーナーへ移動し、水、麦、ホップの説明を受ける。
 ビールの92%は水からできており、だからこそサントリーでは天然水にこだわっているとのこと。地下180mからくみ上げているそうです。

水
深層地下水の説明
深層地下水の説明。クリックで大きな画像
麦
香ばしさと甘味のある麦芽
香ばしさと甘味のある麦芽
ホップ
ホップ
鼻が曲がる
なにかの飼料のような強烈に臭いホップ

 次に仕込釜。こいつでもって麦芽をぐつらぐつらと煮てろ過し、ホップを加えて再びぐつらぐつらと煮て“麦汁”を作る。酵母はまだ入っていないので、麦汁にはアルコールはない。炭酸もない。
 酵母が糖分を食べてアルコールと炭酸ガスに分解するという理屈は、ビールも清酒も一緒ですね。当然ワインも。

仕込釜
仕込釜

 この釜でできた麦汁に酵母を加えると、“若ビール”と呼ばれるものになる。清酒でいうところの“もろみ”に近いものかな。
 若ビールはその名の如くやんちゃで味が落ち着いていないので、貯蔵タンクで1ヶ月ほど寝かせることに。
 あ、貯蔵タンクの写真撮ってないや。あらら。



 寝かし終わった若ビール(=この頃には若ビールと呼ばなくなるのかも)は、ろ過機にかける。
 幾重にも重なった“ミクロフィルター”と呼ばれる特殊なフィルター(=分かりやすくたとえるとコーヒーのフィルターのようなもの)に通すことで、酵母菌等を一粒残さず取り除く。
 このミクロフィルターのおかげで、煮沸することなく酵母が取り除けるんですよねえ。これが“生ビール”と呼べる理由かなと。火入れしていない清酒を“生酒”と呼ぶのと同じ理屈ですね。

 次に見えてきたのは、缶詰ライン。よくCMなどでだだだだだと流れて行く、アレ。
 缶にビールを詰める際、まずはぷしゅっと二酸化炭素を吹き入れて酸素を追い出し、間、髪を入れずビールを詰める。そうすることで酸素による酸化を防ぐそうです。ほほう。

缶詰ライン
缶詰ライン

最後は試飲

 ひと通りの見学を終え、いよいよ試飲。
 4水系モルツをすべて飲み比べることができ、なかでもこの武蔵野ビール工場で作っている丹沢水系は、サーバーから注ぎたてのものをいただける。その泡の滑らかなことなめらかなこと。うまい。
 チーズや柿ピーなどつまみながら、やれ「赤城は××だ、京都は△△だ」と4人で言い合う。自分なりに特徴はつかんだと思ったのに「じゃあこれはなんだ」とやると、なかなか当てられない。悔しい。

まとめ

 見学はなかなか楽しかった。製造工程を学ぶことができたし、ビールもほかでは飲めないくらいうまかった。ただ、もう少し試飲の時間が欲しかったかな。3杯まで飲んでもよかったのに、1杯しか飲めなかったし。

 正直なところ見学前は、ビールをなめてました。清酒よりも簡単にできるんだろう、機械に原料を放り込んだら安定して作れるんだろう、って。
 その辺のうがった見かたが少しは柔らかくなったかな。ビールの泡の如くクリーミーに。

 あ、帰りはショップにて麦酒石鹸(125g、365円)を買って帰りました。石鹸マニアですから。

麦酒石鹸(ビール石鹸)
麦酒石鹸(ビール石鹸)
大麦エキス&小麦胚芽油&ホップエキス配合