ワインとチーズのイベント
普段は清酒一本槍だが、ほかの酒も嫌いなわけではない。醸造や発酵という広い視野で見れば、ワインやチーズにも興味が湧く。
11月は気になるイベントがふたつ。日比谷のは金曜に、青山のは土曜にちょっと覗いてくる予定です。
2006.10.29(Sun), 19:00
2006秋『銘酒サミット』
2006年10月21日(土)16時すぎ、松澤酒店(最寄駅:練馬駅)で行われた2006秋『銘酒サミット』へ行ってきた。
主催は松澤酒店と四つの蔵。各蔵の蔵元さんや営業さんを招いての試飲会といった内容で、いろいろ飲ませてもらった。
栗林酒造店(秋田)
- 春霞 一本蔵 秋の精純米
- 春霞 山廃純米 貴酬
- 春霞 特別純米 生一本 ひやおろし
- 春霞 純米吟醸 美郷錦 瓶囲い
- 春霞 純米大吟醸 雫酒
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志太泉酒造(静岡)
- 志太泉 特別本醸造 挑戦の酒
- 志太泉 純米 ひやおろし
- 志太泉 純米吟醸 焼津産山田錦
- 志太泉 吟醸酒
- 志太泉 純米大吟醸
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小野酒造店(長野)
- 夜明け前 特別本醸造 辰の吟(生)
- 夜明け前 純米酒
- 夜明け前 純米吟醸 ひやおろし
- 夜明け前 吟醸 厳寒仕込
- 夜明け前 純米大吟醸
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比嘉酒造(沖縄)
- 島唄 25度
- 島唄 黒 30度
- 島唄 古酒 35度
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 ずらりと並ぶ酒 |
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 この酒に一番やられた |
ひと通り試飲し、なかでも一番気に入ったのは『春霞』。
どれもこれもしっかりとした旨味があり、またそれを支える酸もあり、「きれい」という印象。
失礼ながら名前を知らない蔵だったので、専務の栗原直章さんにいろいろ訊いてみることに。
『春霞』は秋田は奥羽山脈の麓、名水百選にも選ばれた六郷湧水群の地にあるという。水に恵まれていることもあり、一般家庭では上水道を引いておらず、ほとんどが地下水(地下15mあたり)をポンプアップして使っているとのこと。仕込水はそれよりも深い30m付近ということでしたが、100mほど地下から汲み上げている蔵があることも考えると随分と浅いなあという印象。
本当に水がいいんでしょうねえ。持参していた仕込水を飲ませてもらったところ、舌の上で弾むように柔らかく、ほのかに甘く感じた。
年間の生産量は500石ほど。杜氏ほか蔵人は6人で、小ぢんまりと、実に丁寧な造りをしていることが想像できる(杜氏さんは酒造り40年以上になるという70歳のベテラン)。
蔵人はみな近所に住んでおり、夏場は稲作に従事。「美郷酒米研究会」という酒米の契約栽培を立ち上げ、美山錦、秋の精、酒こまち、美郷錦など、秋田の酒米を作るという。
自らが作った米を醸すのだから、稲作にも酒造りにも自然と心が入るでしょうねえ。
話を聞けば聞くほど、ファンになった。応援したくなった。試飲した5種類ともそれぞれに個性があり、好みじゃない酒はひとつもなかった。
で、結局買ったのは、『春霞 純米吟醸 美郷錦 瓶囲い』。原料米の「美郷錦(みさとにしき)」は「山田錦」を母、「美山錦」を父に持つ秋田の酒造好適米。サラブレッドのような米で、まだまだ作っている量は少ないらしい。この酒は都内に持ってきたのは初だそうで、そんなのを聞いたら飛びつかずにはいられない。
酒の感想はまた後日ということで。
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 春霞 純米吟醸 美郷錦 瓶囲い |
2006.10.24(Tue), 01:00
全国市販酒(大展示会)フェスタ
2006年10月21日(土)13時すぎ、東京都小売酒販会館(最寄駅:秋葉原駅)で行われた『全国市販酒(大展示会)フェスタ』へ行ってきた。
主催は東京酒販協同組合連合会、東京小売酒販組合、東京味噌醤油商業協同組合。
全国の清酒、焼酎、泡盛などが試飲できるというのが主な内容。
 試飲コーナー |
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 結構なにぎわい |
純米大吟醸、特別純米酒などクラスごとに置かれている試飲のコーナーはさておき、まずはきき酒コーナーへ。
ここでは四パターンのきき酒ができ、成績がいいと後日連絡があり、景品が出るらしい。一度ごとにはきに吐きながら、真剣にきいてみる。
- 第1組:清酒純米酒 審査順位のきき酒(三種)
- 第2組:清酒 甘口・辛口のきき分け(三種)
- 第3組:清酒種類当て(純米酒・吟醸酒・本醸造・普通酒のきき分け)
- 第4組:焼酎の原料と泡盛のきき当て(米・麦・芋・泡盛のきき当て)
- おまけ:ビール銘柄当て(アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー)
 きき酒コーナー |
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 色を見ながらきいていく |
第1組(審査順位のきき酒)では、三種とも明らかに違いがあることが分かる。素直に“わたしがおいしいと思える順(=ボディのある味わい)”に評価したが、あとあと考えてみると審査会や鑑査会では「癖のない、飲みやすいきれいな酒」が評価されるはずなので、まったく逆に印をつけてしまったかも。
第2組(甘口・辛口のきき分け)は、辛口は分かるが甘口は難しい。最初から甘く感じるものもあれば、あとから徐々に余韻が増すものもある。自信のほどは50%。
第3組(種類当て)は、普通酒と純米酒はたぶん間違いがないと思うが、本醸造と吟醸酒は違いがよく分からなかった。自信のほどは20%。
第4組(焼酎・泡盛の原料)は、芋はすぐに分かったがほかは難しい。これは普段飲み慣れていないのも大きい。
おまけのビール銘柄当てはさっぱり分からなかった。それなりに全部おいしく感じる自分の舌にショック。
きき酒のあとは、のんびりと試飲。純米大吟醸から普通酒まで、順番にきく。基本はやはりはきを使ってだが、おいしいものはごくりと飲む。
出展している酒は全国の大手メーカーから小さな蔵までさまざまだったが、会場のキャパシティもあってか、酒の種類は少なく感じた。残念ながら感動する酒には出会えなかった。
会場の片隅では販売もしていた。
一度機会があったら飲んでみたいと思っていた電解酒があったので、ここぞとばかりに飲ませてもらう。確かにまろやかな気はしたが、電気を通す前と通したあとのを比べさせるでもしないと、なんとも評価しがたい。
そのほか、ヘンプ(大麻)を使った「カンナビアビール」も飲ませてもらう。これはレモンのような爽やかさもあり、おいしかった。一本買った。
帰りの際には四合瓶のお土産があった。醸造元は京都の佐々木酒造(俳優:佐々木蔵之介の実家)だが、酒銘は『江戸っ子』。わけが分からない。ラベルと見ると発売元は東京酒販協同組合連合会とのことなので、PB酒(プライベートブランド酒)ですね。
醸造アルコールが入っているので本醸造かなと思ったが、特定名称は記載されていない。精米歩合も書かれていない。ひょっとして普通酒なのかもしれない、と思いながら翌日自宅で飲んだところ……んむむ。これならもらわないほうがよかった気がする。
 カンナビアビール |
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 京都の酒『江戸っ子』 |
PB酒は蔵で売れ残った本醸造などを瓶に詰め、ラベルだけそれらしく仕上げることが多いという。
酒販組合とあろうものがこのような酒を広める神経がちょっと理解できない、清酒業界の行く末を暗くしているのはこういう団体なのかもしれない、と思ったイベントでもありました。
2006.10.22(Sun), 23:00
プライベート用の名刺を作った
酒のイベントの際、あったほうが便利だと思ったので、酒用の名刺を作った。
裏面には、蔵元に対するメッセージの要約も入れた。
30歳にして、いよいよ動き始めます。大きなことをしましょう。
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2006.10.12(Thu), 00:00
2006年10月9日(月)かっぱ橋道具まつり
2006.10.09(Mon), 20:30
福井の地酒 味わいの会
2006年10月7日(土)14時すぎ、ふくい南青山291(最寄駅:表参道駅)で行われた『福井の地酒 味わいの会』へ行ってきた。
主催は福井県酒造組合。
福井県内20蔵の酒を試飲でき、地元の肴も堪能できるというのが主な内容。
※デジカメは持って行きましたがメモリカードは入っていなかったという大失敗。よって今回は写真はなしです。
イベントの始まる14時ちょっと過ぎに行ったというのに、入場制限がされるという人気ぶり。10分か15分ほど待ち、ようやく受付へ。会費の1,000円を支払い、猪口を受け取る。
福井の酒といえば黒龍ぐらいしか馴染みがないので、端から順番に飲んでいく。それぞれ3種類(1部2種類)飲めたので、約60種類ほど試飲できた。
やはり別格なのは『梵(加藤吉平商店)』。頭抜けてうまい。
「梵・超吟(精米歩合21%)」「梵・無濾過生原酒(同50%)」「梵・吉平(同50%)」とすべて純米大吟醸が試飲できたほか、精米歩合15%の斗瓶囲いまで飲ませてもらえるという奮発よう。しかも15%の米は「どうぞよかったら食べてみてください」と言うので、遠慮なくばりばりと食べた。こんな振舞われかたは、まず経験がない。
そのほか発見だったのは『舞美人(美川酒造場)』。三種とも濃醇なタイプで、好みのど真ん中だった。こういう発見があるからこの手のイベントは楽しい。
とまあ期待以上に大満足なイベントだったわけですが、ひとつ困った問題が。
手元に買った覚えがない『特撰吟醸 越前岬 大夢(田辺酒造)』と、手造りのお惣菜が(ディズニーのハロウィンバージョンの袋に入ってました)。
会で仲良くなった人のをちょっと預かってて、そのままはぐれちゃったわけですが、これどうしましょう(お惣菜は悪くなる前に食べちゃおうと思っていますが……)。
心覚えのある方、あるいは「福井の酒のイベントで、買った当日に酒をなくしちゃった」とか言ってる友人の方がいましたら、連絡いただけると助かります。よろしくです。
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これ、どなたのでしょう……
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2006.10.08(Sun), 23:00
萩原末次郎の箸を買った
代官山の『無垢里』で、萩原末次郎さん(81歳)作の煤竹と白竹の箸を買った。
煤竹(すすたけ)とは、古い日本家屋を解体したときに出てくる素材で、囲炉裏やかまどの煙で自然に燻された竹が、長い年月を経てできるもの。
ゆうに百年以上の時間が掛かるうえ、いまでは古い家がほとんどなくなったせいもあり、なかなか素材が流通しない。それなのに一膳が1,470円というのだから、廉いとしか言いようがない。
その隣に並んでいたのは白竹の箸と菜箸。どちらも315円。これまた廉い。躊躇することなく買った。
こと箸に関してはひとからならぬこだわりがある。
煤竹の箸は以前から探していたのだが、見つけることができなかった。それが、『無垢里』にはあった。
いくらか使い込んだら、箸レビューで感想を書きます。ひさびさにいい箸に巡り会えて、満足。
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2006.10.04(Wed), 00:00
清酒シーズン到来
十月一日は日本酒の日。各蔵からひやおろしの酒が出てくるなど、清酒党にとってはたまらない季節になってきました。
今月は気になるイベントが三つ。南青山と秋葉原のはちょっと覗いてくる予定です。
2006.10.03(Tue), 00:00